健康的に老いていくことが理想である。その基本は食にあるようだが、不老の研究は進んでいる。日本の食文化史研究家・永山久夫氏が言う。「私たちはもっともっと長生きできるはずです。そのキーワードは『胡・豆・魚・大・参・茶』です。胡麻、大豆、魚、大根...
記事全文を読む→帯津良一
誰しも老化は訪れる。どうせなら、うまくつきあって健康長寿を目指したい。「男性の老化が現れる順番は歯、下半身、目と言われているように、老化はまず歯がダメになることから始まり、下半身、目と続く。この衰えが老化のシグナルなんです」(帯津三敬病院・...
記事全文を読む→気功を続けてきて実感していることがあります。それは、気功などの呼吸法は、長期間続けないと効果を発揮しない、という事実です。1~2年程度で体質ががらりと変わる、というものではないのです。始めたとしても即結果を求めて焦ってはいけません。即効性を...
記事全文を読む→男性の体が老化する順番を、俗に「ハマラメ」などと言います。まず歯(ハ)がダメになり、マラ(下半身)がダメになり、目(メ)がダメになる順番を表している言葉です。「そうじゃない、ハメマラ」だという人もいるわけですが、「歯」と「目」と「性機能」は...
記事全文を読む→健康診断の結果に振り回されずに生き生きと生き、自分が健康であると実感するために、足腰だけは鍛えておきましょう。最近は90歳でもかくしゃくとしている人が増えてきています。それでも彼らは一様に、「足腰が弱りましたなぁ」と言います。ボケてもいない...
記事全文を読む→健康診断の結果を「健康」の判断基準にする人は多いことでしょう。中には「健康診断を受けているから大丈夫だ」と、あたかも健康診断が健康法のようになっている人もいます。確かに健康診断は予防医学として意義のあることですが、過信してはいけません。なぜ...
記事全文を読む→私は自分の病院に来る患者さんに、コレステロール値を下げる薬を出したことがありません。300mg/dl未満なら、「ライフスタイルを改善すれば下がります」と指導しています。この程度の数値であれば摂取カロリーを少し制限し、よく運動をすれば問題ない...
記事全文を読む→中高年男性の2人に1人がメタボリックシンドローム(以下、メタボ)予備軍と言われています。そのため、肥満は健康の大敵と考える人は少なくありません。メタボになると心臓病や脳卒中、糖尿病にかかるリスクが高くなるからです。確かに、病気を未然に防ぐた...
記事全文を読む→実は、血圧や総コレステロール、中性脂肪、BMI(肥満度)は、メタボの基準とされる数値よりも少し高めのほうが長生きする、という報告が、複数の医療関係者から提出されています。数値で表すと次のとおりになります。●総コレステロール240~250mg...
記事全文を読む→「毎日呑んで二日酔いにならないんですか?」酒を欠かさない私はよく聞かれます。もちろん経験はありますよ、東大病院の医局長時代に。診療は別の医者に任せて、医局長は1日の多くを医局で過ごします。しかし、仕事の範囲は多岐にわたり「外科医が1人欲しい...
記事全文を読む→晩酌は365日欠かしませんが、平日は必ず18時半から始めます。毎日18時半になったらビールの前に座らないと、機嫌が悪くなっちゃう。当然です、私にとって酒は胸をときめかせてくれるものの一つで、「攻めの養生」の中でいちばん重要なのが「ときめき」...
記事全文を読む→自分の主治医から、「集中治療室から帰れないかもしれない」そう告げられた知人は、私を呼びました。死の間際でもニコニコとしている彼は私にこう告げました。「運営しているNPOが軌道に乗りだしているのに、自分がいなくなるとダメになってしまいます。後...
記事全文を読む→人間はミスを犯していいし、ミスを恐れてはいけない。謙虚な気持ちを持っていないと、そういう現実を見逃してしまいます。初々しい謙虚な気持ちを常に持ち続けていくことが、いい生き方を実現させ、いい「死」に向かっていくということなのです。西洋医学では...
記事全文を読む→私自身が実践し、患者さんにもお教えしている「攻めの養生」とは、常に自分を向上させていくことです。「向上させる」と聞くと何やら人格を向上させるなどという話に聞こえるかもしれませんが、そうではありません。それは生命のエネルギーを高め続けるという...
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