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全国から若い少女が集まり、誰もが見守る前で「スター」の座を目指す。今では当たり前の光景であるが、その歴史は意外と新しい。73年にデビューした桜田淳子と山口百恵─この2人こそ、後のアイドルブームの起爆剤となった。芸能界が真に輝いていた70年代、言い換えれば「百恵・淳子の時代」をここに検証する。
「大将、この100人の中に“スター”がいますよ!」
72年7月19日のことである。前年に始まった日本テレビの「スター誕生!」は、ようやく森昌子がデビューを飾ったが、さらなる新人の発掘が急務だった。番組の司会を務めた萩本欽一は、秋田予選の会場でADからそう耳打ちされた。
「白いベレー帽の子?」
萩本が聞き返すまでもなかった。圧倒的なアイドルオーラを放ち番組の審査員が「吉永小百合がいる!」と小躍りした14歳の少女─それが桜田淳子(54)であったと萩本は言う。
「スタッフが入れ替わり立ち替わりのぞきに来るんだけど、誰が見ても淳子ちゃんだけに目がいく。これはもう、ほっといたって大スターになると予感させたよね。あのいかつい阿久悠さんも、彼女がいるとニコニコしてたくらい」
そして淳子の出現は、番組がアイドル発掘へと移行する原動力となった。
そもそも「スター誕生!」という番組自体、あらゆる意味で芸能界の常識を打ち破った。ここから巣立った歌手がホリプロやサンミュージック、田辺エージェンシーなどに分散したため、絶対王国だった渡辺プロの牙城を陥落させる。
その審査方法も「ガラス張り」であることを強調した。予選は会場の観客とプロの審査員がそれぞれ500点ずつ、合わせて1000点のうち250点を超えた者だけが合格。決戦大会ではレコード会社やプロダクションのスカウトマンが集結し、社名の入ったプラカードが上がれば歌手への道が開けた。
そして淳子は、萩本が絶賛したように予選で過半数の573点、決戦でも25社が名乗りをあげた。2つの記録は83年に番組が終了するまで、ついに破られることはなかったという。
「だってプロデューサーが『とにかく声が出さえすれば合格』って言ったくらいだから。番組スタッフも審査員の先生たちも、彼女を世に出すのは当然の使命。僕もデビュー後に彼女を見ていたら、ちょっとした動きから天才的なスター性を感じたもの。それに、淳子ちゃんは気品があって、誰からも『淳子、お前!』って呼ばせない雰囲気があったね。“大事にしよう”で皆の意見が一致してた」
萩本はこれが初めての司会業だった。厳しい審査の合間に「欽ちゃんと遊ぼうコーナー」でリラックスさせたり、決戦で落ちた者に優しい言葉をかけたり、番組の人気拡大に大きく貢献した。さらに、この番組を足がかりに「視聴率100%男」の異名を取る存在になってゆく。
そんなソロ活動の原点となった通称「スタ誕」だが、開始当初に思いがけぬ事態が起こった。番組からのデビュー第1号となった森昌子に対してだ。
「まだ髪が短くて『タワシみたいだね』と言っちゃったのよ。芸能界的なシャレで通じるかと思ったけど、彼女の表情が素のままに固まっていった。ああ、若い女の子に悪い冗談を言わないようにしようと誓ったね」
女性アイドルの登竜門となった「スタ誕」から、昌子、淳子に続いて山口百恵(53)もデビューの機会をうかがった‥‥。
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