芸能
Posted on 2013年10月16日 10:00

柴咲コウ「『主役じゃないから』“安堂ロイド”の番宣協力拒否」

2013年10月16日 10:00

20131017g

 秋の新ドラマが続々とスタートを切ったが、メガヒットとなった「半沢直樹」(TBS)と朝ドラ「あまちゃん」(NHK)の“後遺症”に悩まされているのが後番組。そのプレッシャーは相当のようで‥‥。

 まさに「棚ボタ」といったところか。蓋を開けてみれば、最終回の視聴率が驚愕の42%超えという日曜劇場「半沢直樹」。主演の堺雅人(39)からバトンを受けるのは、“視聴率請負人”とも呼ばれる木村拓哉(40)だ。テレビ誌編集者が話す。

「かつて、日曜劇場といえばキムタクの独壇場。『ビューティフルライフ』(00年)の最終回の視聴率は41.3%で、『半沢』に抜かれるまで平成の民放ドラマのトップに君臨していました。『GOOD LUCK!!』(03年)も第3位の37.6%という破格の記録を残しています。今クールの『安堂ロイド』(TBS)には、そのスタッフが再集結しているだけに、プロデューサーも『てっぺん、狙います』と、鼻息が荒い」

 天才物理学者と100年先の未来から大切な人を守るために送り込まれたアンドロイドの2役を演じるキムタク。ヒロインは「GOOD LUCK!!」で相手役を務めた柴咲コウ(32)という盤石の態勢だ。ところが‥‥。

「実は、マスコミの単独インタビュー申請に対して、柴咲は『主役じゃないから』と断っているんです。始まる前から低視聴率になるのを見越して“戦犯逃れ”していると思われてもしかたないようなふるまいです」(前出・テレビ誌編集者)

 単独インタビューどころか、キムタクとのツーショット出演さえもごく一部のテレビ誌でしかお目にかかれないという異例の事態。

 スポーツ紙デスクも苦笑交じりに語る。

「時空を越えたスケールの大きなラブストーリーってフレコミですが、そのわりにはキムタクの登場シーンからして『机の引き出しから飛び出す』というのだから、思わず『ドラえもんかよ!』って突っ込みたくなる(笑)。出演者の役名を見ても、沫嶋七瀬、星新造、小松左京子、江戸川斗夢と、作家名のパクリばかり。その意図さえも不明では、柴咲サイドが不安を覚えるのもしかたないでしょう」

 TBS局員も不安を隠せない。

「局内は『半沢』ボーナスで、社員食堂が2日間も無料になり盛り上がるも、現場はかなり萎縮しています。視聴率20%なら合格ラインなのに『20%でも倍減らしだな』と、プレッシャーを受けている。それを和らげようという思いからか、番組宣伝サイドがマスコミから撮影現場の写真提供を求められても、『“半沢”に触れないなら』という約束を取り付けている。この異常なほどの警戒ムードが『今回はヤバイんじゃないの?』という空気を生んでいます」

 ヒットメーカーを総動員して「倍減らし」くらいで済めばいいが。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク