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Posted on 2024年03月21日 05:58

五輪スノーボード・今井メロ「3日間、性サービス店で働きました」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」

2024年03月21日 05:58

 五輪出場で脚光を浴びた18歳の少女に、そんな壮絶な過去があったとは…。

 大きな期待を背負って出場した、2006年のトリノ五輪。しかし、結果はまさかの予選敗退。心ないバッシングに晒されることになってしまったのが、元スノーボード、ハーフパイプ女子の日本代表、今井メロだった。

 彼女は同じくトリノ五輪で同競技の日本代表、成田童夢の妹。6歳からスノーボードを始め、父親の厳しい英才教育のもと、12歳でプロになり、世界ランク1位を獲得して日本代表に選出されたのである。

 だが一見、華やかに見える競技人生の裏では、常に苦悩が付きまとっていた。その最大の原因が、父から受けたスパルタ教育だった。スポーツ紙記者が語る。

「まさに毎日がスノボ一色だった彼女は、小学校時代から友達と遊びに行くことも許してもらえず、練習漬けの毎日。小学校の友達はみな離れていき、気が付くとイジメのターゲットになっていたそうです」

 家出を繰り返すようになった今井は、五輪の3年前に児童相談所に保護され、その後、鬱で入院。五輪1年前の17歳の時に、離婚していた実母の元へ戻り、成田から今井に苗字を変えて五輪に出場することになる。

 そうして挑んだ五輪では結果を出せず、しかも、バッシングである。外に出ることもできず、半年ほどは引きこもり生活が続いたが、その反動でキャバクラ嬢に転身。ホストクラブ通いが始まり、生活は荒れていくことに。

 そんな彼女が自叙伝「泣いて、病んで、でも笑って」の出版会見を行ったのは、2012年9月19日である。著書には、厳しい父との葛藤や家出、リストカット、キャバクラで働いたこと、整形の真相などが赤裸々に綴られていた。出版に至った経緯を、

「新たな気持ちで再度スタートするために、区切りを1回つけたかった」

 2007年6月に一部メディアに報じられた「アルバイト疑惑」についても、

「お金が底をついた時、友達が結婚パーティーをすることになって、『ご祝儀、期待してるな』と言われたことがプレッシャーになって。『15万円を包みたい』と思って、3日間、性サービス店で働きました」

 衝撃の告白が、世間を大いに驚かせたのである。

 今井はその後、バラエティー番組などに出演し、2度の結婚と離婚を経験したことも告白。

「今、つまずいてしまっている人に、こういう人間もいるんだと知ってもらって、少しでも糧になってもらえたら」

 その後もヘア写真集を発売したり、セクシー女優に転身したりと、話題には事欠かなかったが、2017年3月に出場した全日本スノーボード選手権大会では、大会直前4日間だけの練習で、ハーフパイプ種目で優勝。スノーボーダーとしての才能を、改めて世間に知らしめることになった。

 ともあれ、五輪を機に運命を大きく変えることになったアスリートだったのである。

(山川敦司)

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