芸能

2人で飲み明かし…坂上忍、「尾崎豊のライバル」時代のお宝エピソード!

20150209sakagami

 春からは週1ではなく、低視聴率にあえぐフジテレビ「バイキング」のテコ入れとして、月~金のすべてで司会を任されることになったのが坂上忍(47)だ。お笑い芸人よりも視聴率が取れるというので大役を拝命したが、かつて天才子役ともてはやされた頃、まさか、バラエティで活躍する日が来るとは夢にも思わなかっただろう。

 そんな坂上に「ロック歌手」の時代があったことは、あまり知られていない。デビューしたのは84年5月で、同じCBS・ソニーからは尾崎豊が半年早く世に出ている。同時期にデビューした吉川晃司、ビジュアル系の本田恭章とともに、坂上も「若手ロック四天王」に名を連ねていたのである。

 ただし、役者から転向した理由も坂上らしい。

「子役時代からの役者の仕事がイヤになって、逃げる口実として音楽を選んだんだ。ところが歌手になったら、1日に15本の取材が続くなんて信じられなかった」

 残念ながら尾崎や吉川ほどの実績は残せなかったが、ロック誌などではライバルとして対比された。坂上は尾崎のファーストアルバムを聴いて「クドくない?」と思ったそうだが、その過剰な空気が若者たちのカリスマとなった。

 また夜の六本木では尾崎と吉川が飲み歩く姿を何度も目撃し、毒舌の坂上らしく「はしご酒チーム」と命名している。

 坂上は1度だけ尾崎と2人きりで飲む機会があったが、そこで尾崎から「もう曲が書けない」という本音を聞いた。それでも尾崎が4人の中では最後まで歌い続けるだろうと思ったが、92年4月25日、26歳の若さで誰よりも先に亡くなるとは坂上にも信じられなかったそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
阿部慎之助監督が慌てて謝罪!巨人・岡本和真と阪神・中野拓夢の友情に水を差すノーコン高梨「疑惑の死球」
2
中田英寿のゴルフは常識外れ「ドライバーは使わない」「スコアを数えない」その理由を尋ねると…
3
「犯人」はコイツだ!中日ドラゴンズで勃発「令和の3億円事件」解決の行方
4
「本当にやめて」拒否反応!ドジャース始球式に宮迫博之が登板した「まさかの裏事情」
5
上原浩治が「可能性はゼロ」と断言する前田健太の「広島復帰」と「黒田博樹の男気継承」