芸能
Posted on 2023年04月25日 05:59

尾崎豊「4月25日の命日」に集まる信者たちが…墓前での「恒例の風景」

2023年04月25日 05:59

 4月25日は伝説のミュージシャン、尾崎豊の命日である。92年のこの日の朝に、自宅マンションから500メートルほど離れた東京・足立区千住の民家の庭先で、脱衣のままで転げ回っていた彼は、都立病院に救急車で運ばれた。駆けつけた妻や兄と一緒に、一旦は自宅マンションに戻るも、呼吸をしていないとして、再び病院へ搬送される。そこで死亡が確認されたのだ。26歳での若すぎる死。ファンは彼の才能を惜しみ、葬儀が行われた文京区の護国寺前には、約4万人もの参列者が詰めかけた。

「あの日は雨だったので、若い人たちの傘の波が護国寺前の音羽通りを埋め尽くしていたのを、今でもはっきりと覚えています。誰もがカリスマの死を悼んで暗い顔をしていたのが印象的でした」(スポーツ紙デスク)

 若者の代弁者、反権力の星と称された尾崎の影響力は、今なお色あせることなく続いている。命日には墓石がある埼玉県の狭山湖畔霊園に、ファンが集まるのが恒例となっている。彼の墓石は長さ3メートル以上もあり、霊園では目立つ存在。ファンが持ってきたカセットから彼の歌声が流れ、ファンが口ずさむのもいつもの光景である。

「生きていれば57歳になりますが、彼の作った音楽はちっとも古くなく、今でも若者たちの支持を得ているのは凄いことだと思います。尾崎のことを知らなかったという若い世代から『ファンクラブはないんですか』と尋ねられることも少なくありません。今はクラブは中止状態になっていますが、皆の心の中には尾崎が生きているのだと、私は感じています」

 神奈川県から毎年、墓参に訪れるファンは、そう語るのだ。

 尾崎の死亡時刻の午後0時6分には、全員が墓石に向かって黙祷をするのも恒例になっている。その後、コアなファンは霊園から30分ほど移動して、尾崎家のお墓参りをすることになっている。

「実は狭山湖畔霊園には、尾崎の遺骨はないんです。近藤真彦の母親の遺骨が何者かに盗まれる事件が起こるなど、有名人の遺骨の盗難事件を危惧した家族が、尾崎の母親が眠るお墓に埋葬したと聞いています」(前出・墓参に訪れるファン)

 ある年の命日にその墓地へと行ってみると、花が生けられていた。おそらくは、遺族が命日の前にお参りに来ていたのだろう。

 尾崎はこれからも若者たちのカリスマとして、その伝説は続いていく。それだけの才能に溢れた逸材だったのだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク