政治

元国会議員秘書が告発!文科省天下り「激ウマ実態」(3)「安倍政権で天下りは倍増」

20170223t3rd

「民間人の立場で許される範囲のものと考え、人助けという思いで行ってきた」

 先の予算委員会で、組織的あっせんの中心人物とされる嶋貫氏はこう弁明したが、とても罪の意識は感じられなかった。そこには、役人特有の論理が働いているからだと推測できる。

 ある文科省OBは筆者の前で、こんな本音を漏らしていた。

「いくら一流企業などといっても、公平な国家試験にもパスせずに、出身大学名や面接重視で採用された民間の会社員よりも、俺たちのほうがはるかに優秀だ。にもかかわらず、給料は民間よりも低い。せめて退職後に天下りとワタリを繰り返して、そのつどしっかり退職金をもらわないと、生涯賃金で追い抜けないじゃないか」

 役人の間に、この“生涯賃金”という、よこしまな考えと民間のサラリーマンへのコンプレックスが深く根ざしているのも、天下りが横行し続ける要因ではないだろうか。

 国会でこの問題をいち早く取り上げ、追及の急先鋒に立つ小川淳也衆院議員(民進党)は言う。

「天下りのあっせんについては姑息かつ巧妙と言わざるをえません」

 天下りの仲介役を務めていた文科省OBが代表を務める「文教フォーラム」は、今年度内に解散する意向を示したが、

「法人の廃止は、役所にとって不利な情報を隠蔽するための隠れミノにしか見えません。問題が発覚したことで、即座に解散を決定するということは、そもそも国民や行政にとって必要な団体だったのでしょうか? 役所のOBを養うために、必要のない法人を作って、必要のない書籍を作って、税金をタレ流す構図を作り上げてきたのです。これは文科省に限らず、全省に言えることです」

 こう話す小川議員は、今後も天下り問題を厳しく追及していく構えだ。

「民主党政権の初年度(10年度)には、前年度に比べ、国家公務員の天下り件数は半減しました。しかし、安倍政権になってからは増加の一途をたどり、15年度には倍以上にまで膨らんでいます。与党政権と官僚の“親和性”は高いと言わざるをえません。お手盛りの内部調査で済ませては、納税者である国民が浮かばれません」

 再発防止のため、天下り規制に罰則を設ける動きが出始めているが、それだけでは生ぬるい。より抜本的な改革が求められている。

朝倉秀雄+週刊アサヒ芸能特別取材班

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    出会いのカタチもニューノーマルに!「本気で結婚したい」男がやるべきこと

    Sponsored
    168750

    「結婚はしたいけど、もう少し先でいいかな……」「自然な出会いを待っている……」と思いながらも、「実は独りが寂しい……」と感じてはいないだろうか。当然だ。だって男は弱いし、寂しがりだから。先の“言い訳”じみた考えも、寂しさの裏返しのようなもの…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    多部未華子、「行列のできる法律相談所」で見せた“顔の進化”に視聴者騒然!

    132223

    8月24日から25日にかけ放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16.5%で歴代13位の好成績を記録。駅伝マラソンでの、いとうあさこのラストスパートのシーンでは瞬間最高視聴率39.0%と驚異的な数字をとり、そのまま後番組…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで、オンラインによるライフスタイルがニ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
テレ東・角谷暁子、ニットがキツそう!まん丸“お椀バスト”がまた進化!?
2
ボタンが弾け飛びそう!新井恵理那、“Dバスト”躍動バドミントン動画に絶賛の声
3
森川夕貴の“電撃婚”で弘中綾香の「円満独立プラン」が頓挫したワケ
4
広瀬すず「橋本環奈NG」解除の背水事情(1)格の違いで「相手にならないよ」
5
ニューヨーク、レギュラー殺到の裏で「アッコにおまかせ!」激スベリ事故が物議!