芸能

山口達也「強制キスの大波紋」(21)それでもフジはジャニーズと「関係強化」

 近年は視聴率低迷で窮地が続くフジテレビが、ここに来てジャニーズ事務所とのパイプ強化に励んでいるという。

 同事務所といえば、SMAPの解散騒動以来、世間の目も厳しく、かつての勢いに陰りも見られる。ましてや先だってのTOKIO山口達也の「強制わいせつ」騒動(起訴猶予処分)である。ところが、フジの関係者はこう明かす。

「何だかんだと言われながらも、ジャニーズ事務所さんは視聴率につながる、コアなファンを抱える人気男性アイドルを多数所属させていますからね。他局が以前ほど重きを置かなくなったのをチャンスと見て、上層部の指示により、今年4月から組織ぐるみで関係強化を推し進めています」

 テレビ黄金期に多くのヒット番組を生み出したフジは、数々の名物プロデューサーや名物ディレクターを輩出している一方で、“組織力”に関しては他の民放各局よりも劣ると業界内では言われてきた。その結果、最近は視聴率低迷に苦しんでいるわけである。

「よく言えば自由な社風で“個人技”を発揮できたものですが、さすがにここまで視聴率で苦戦するとそうも言っていられませんからね。うちは昨夏に宮内正喜社長体制になって以来、組織力強化に励んでいて、ジャニーズ事務所とのパイプ強化も一部の部門だけではなく、上層部から各セクションへの御達しです」(前出・フジ関係者)

 とはいえ、業界内からは時代錯誤との厳しい声も出ているようだ、はたしてうまくいくのか!?

(しおさわ かつつね)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
水原一平が訴追されて大谷翔平の「次なる問題」は真美子夫人の「語学力アップ」
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
5
「失策王&打率2割以下」阪神・佐藤輝明に持ち上がる「外野へ再コンバート」の劇薬