芸能

インパルス堤下敦、復帰は“2人”ではなく“1人でやり直す”と断言した深意

 昨年10月に自動車事故を起こし、芸能活動を休止していたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦が10月24日、YouTubeで芸人としてのキャリアを再スタートさせている。

 再出発の1発目の仕事に選んだのは、お笑いタレントのキングコング梶原雄太が運営するYouTubeチャンネル「カジサック」となった。その冒頭から堤下は事故の被害者や迷惑をかけてしまった関係者へ謝罪。「今後はゼロからしっかりとやり直したい」との再起に向けた意気込みを述べると、謹慎中の質素な生活ぶりや、常に自分を責め続けてしまう日々などを回想し、「1日が長かった。24時間ってこんなにあったんだ」と暇を持て余していたことを明かすも、テレビは電源すら付けられない状態だったという。

「猛省した様子が伝わり、いきなりテレビのバラエティーではなく、身内のYouTubeチャンネルを再出発の場としたことは正解だったかと思います。外野から予期せぬ質問が飛んでくるわけでもないですし、そもそも梶原雄太という芸人も負けず劣らずの“炎上芸人”ですからね。ただ、今回の動画では堤下が『ゼロから1人でやり直して周りの方から認めて頂く存在になる』と力強く語ったことや、相方の板倉俊之について『変な話、自分を笑いにしてくれて…めちゃくちゃやさしいし、本当にありがたい』と感謝するなど、気遣いが感じられました。ネット上でも『1人でやり直す、というのは板倉さんに甘えちゃいけないという堤下さんなりの覚悟が表れているのかなと思う。巻き込んでしまった相方に“ゼロから2人で”とはとても言えない心境なのでは?』『反省もしてるし、相方や仲間達に感謝してるので印象は悪くないと思います』といった温かい声が集まりましたよ」(テレビ誌ライター)

 お笑いコンビを形成する片方の1人が謹慎処分中に片割れの相棒に新たな魅力を見出され、“もはやコンビである必要無し”といった段階へ突入してしまうケースは散見されるもの。だが、ことインパルスに関しては板倉の奥手な性分もあってか、なかなか存在感を発揮することができず、改めて“堤下がいてこそ”といった印象を植え付けた。

“2人でやり直す”のではなく、“1人でやり直す”と宣言し、あくまで“悪いのはオレ1人”と言わんばかりに復帰への階段を上り始めた堤下。今後は自動車の運転は極力控え、地道にかつての名声と輝きを取り戻していけるよう期待したい。

(木村慎吾)

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