気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→段取りは「テレビの果てまであるある」座談会(3)「この画を撮ってこいよ!」
A 今はどの局でも町をブラブラ歩く番組が人気だけど、「このあと、さまぁ~ずの2人が来る」って説明されて、商店主が2時間待つなんてのは、ざらに「あるある」でしょう。
B でも、事前にテレビ撮影が行われるとわかっていると、飲食店なんか「テレビが来るぞ」なんて言って、客として不自然に友達を呼んじゃうこともある。
D 「隣の晩ごはん」の初回放送も、それで1軒目の撮影がボツになったって話だね。家の人がスーツ着込んで、高級料理を用意して待ってたんだって(笑)。
C 盗聴器が仕掛けられている家を実際にタレントが探す番組があるけど、あれだって段取りがあるよね。
B スタッフは事前に当たりをつけておくよね。そうじゃないと、当たりを引くまでタレントを6時間も7時間も拘束する可能性が出てきちゃうから。もちろん、タレントが必死になって探す画は欲しい。タレントには場所を教えないから、リアクションはヤラセじゃないけどね。犬猿バトル企画もそう。番組内でメンチ切ってケンカしている不良グループが、移動のバスの中で仲よく談笑してたりな(笑)。
C 素人が登場するドキュメンタリー番組でヤラセは禁物だけど、作る側には欲しい画があるよね。撮ってきたVTRで編集するのは当然だけど、想定した台本は作ってあるもんね。
A 若いディレクターに現場を任せる時は、「この画を撮ってこなきゃダメだ」って言うこともあるもんな。
B だから「こう言ってほしい」という要望があると、もちろん相手に台本を見せることはしないけど、その文言を言うまで言葉やニュアンスを変えて質問し続けるよね。それを編集でつなげて、さも、すぐにその回答が出てきたかのようにする。テクニックだよ(笑)。
A やっぱり「イッテQ」はドキュメンタリー要素で感動を視聴者に押しつけようとしたから、バラエティーなのにグレーゾーンになってしまうんだよ。テレ朝が好調で、日テレは視聴率トップから滑り落ちそうな危機感がある。有働さんの「news zero」だって、報道バラエティーみたいな方向で失敗している。
B ネタ切れの問題も大きい。世界にそんなおもしろい祭りが際限なくあるわけじゃないからね。珍獣ハンター・イモトだってとっくに封印しているわけだし。
C でも番組を作る側から言わせてもらえば、ヤラセが一方的に悪いとは思えないな。その昔、ラブホテルに入ってるカップルにアポなしでインタビューするって企画があったけど、そんなのにOKを出すカップルなんて、そうはいない。それで、まったく面識のない素人男女を仕込んで部屋に待機させたって話を聞いたことがある。
D それ知ってる。その2人がデキちゃったんでしょう? 結果的にヤラセのつもりがヤラせちゃったみたいな(笑)。
C その点、お笑いでもダウンタウンクラスになるとヤラセと言われても問題ない。今年も大みそかの「絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!」でお尻をめっちゃ叩かれるはず。でも、あれだってダウンタウンの2人は痛そうにしてるけど、シバキ音を聞けば共演者より少し手加減しているのがわかる。それぐらいは許してやれよ。「ヤラセQ」だ、「ヤッテQ」だ、あんまり目くじらをキュッキュと立てるとそのうち、テレビで底抜けにおもしろい番組を見られなくなっちゃうよ。
一同 ごもっとも~。
<座談会メンバー>
A:民放局情報番組ディレクター/B:制作会社スタッフ/C:放送作家/D:芸能プロ幹部
アサ芸チョイス
胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...
記事全文を読む→気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...
記事全文を読む→