政治
Posted on 2019年02月25日 12:55

橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(3)カギとなる「総総分離」の実現

2019年02月25日 12:55

 それではと、先の自民党大会では、二階俊博幹事長(80)が「完全オフレコ」としながら、

「私は、総裁にさらに頑張っていただきたいという声が出てくると思う」

 と、再び党則を変更しての「安倍4選」の可能性を示唆したが、現実的なハードルは高い。そこで安倍総理は考えた。

「それが『総総分離』です。自民党総裁=総理大臣ではないとする。総裁任期をこれ以上延ばすことは難しいが、総裁でなくなっても総理はできる。党内の『ポスト安倍』には、総裁選を戦った石破茂元幹事長(62)、河野太郎外相(56)、岸田文雄政調会長(61)らが挙がりますが、いずれも役者が不足しています。安倍さんはまず橋下さんに副総理、あるいは憲法改正担当大臣などのポストを与え、自分の任期中に憲法改正の地盤を一緒に整えていくつもりなんです」(自民党関係者)

 山村氏は、このウルトラC合体説には公明党への牽制の意図も込められているのでは、と推測する。

「本来、今年の参院選では、野党が候補を一本化してくるため、自民党も立候補者を追加で擁立する構え。選挙区によっては、公明党の候補者とがっぷり四つになるケースも出てくる。となれば、公明党以外の連立与党の存在は自民党にとって、(改憲に及び腰な姿勢の)公明党に強く出るうえで非常に有用になると思います」

 大連立によって、改憲慎重派の公明党の協力は不要となり、安倍自民は「政権に残るかどうかは決めてくれていい」との姿勢も可能になる。

 幾重にも張り巡らされた安倍総理の思惑とは打って変わり、玉木氏と国民民主党にとっての大連立のメリットは、非常にシンプルなものだ。政治部記者によれば、

「安倍総理は野党を分断したい。小沢氏にしても、立憲民主党よりはるかに御しやすい玉木氏に白羽の矢が立ったわけですが、国民民主は、2月12日の最新NHK世論調査での政党支持率が、わずか0.6%しかなかった。安倍氏に『悪夢』と呼ばれた民主党のイメージを立憲民主党の分まで押しつけられた形で、現状では選挙を乗り切れない。しかも玉木氏は、同じ民主党だった枝野氏とは反目し合っている。反安倍やリベラルの象徴として枝野氏にばかり注目が集まることが玉木氏は気に入らない。そのうえ、橋下氏が野党統一候補を出すにあたり予備選をやるべきとの主張に対し、枝野氏は話を聞こうともしないわけですから。そりゃ嫌いに‥‥」

 国民民主党にとってはまさに、天から垂らされた「蜘蛛の糸」だったわけだ。

 こうした一連の安倍プランを秘密裡に実行に移すべく暗躍しているのが、「剛腕」と呼ばれて久しい小沢氏なのである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月06日 15:30

    1991年10月から毎年、春と秋の改編期に放送される「TBSオールスター感謝祭」。TBSの人気番組や新番組に出演する俳優やタレントらがクイズやゲームで競う、いわば番宣番組だ。今年は4月4日に放送されたのだが、番組の名物コーナー「赤坂5丁目マ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク