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記事全文を読む→秋津壽男“どっち?”の健康学「体温35.5度と37度で健康リスクが高いのは?体調のひとつの目安として把握するのがよし」
バイタルサインという言葉をご存じでしょうか。訳すと「生命兆候」という医学用語で、身体活動のうち脈拍・呼吸・血圧・意識レベル・体温の5つの異常兆候を発見する医療行為を意味します。
それぞれの項目には基準値(正常値)が存在します。脈拍は1分間に60~100回、呼吸は1分間に16~20回、低すぎも危険ですが血圧は上が120以下・下が80以下(単位はmmHg)といった数値内に収まることが肝心です。また意識レベルは「声をかける」「体を刺激する」「痛みを与える」の3つを行って反応をみます。
5つ目の体温について、ここで今回の質問です。平常時の体温が35度5分の人と37度の人では、どちらが健康リスクが高いでしょうか。
人間の体温は、昔は「35度~37度」の範囲を平熱としていましたが、医療が進歩した現在は「36度5分~37度」が最も健康的で免疫力が高い理想的な体温とされています。体のあらゆる機能はこの枠内でいちばんよく働いてくれるため、この体温が基本となります。
「37度以上」は微熱とされますが、人間の平熱には個人差があり、結核や風邪、その他の病気を患っていなければ、それほど心配することはありません。ちなみに、赤ちゃんは体温が高めで37度が平温となります。
比較的、危ないのは「35度台」で、これは免疫力が落ち始める体温です。35度5分ともなると、自律神経失調症や排泄機能の低下を招きやすく、35度になるとがん細胞が最も繁殖しやすくなります。
総じて、身体の酵素や排泄機能低下に結びつく消化酵素の働きが弱まるだけでなく、免疫酵素も衰弱します。つまり体温が常に35度の人は、免疫細胞ががん細胞などを退治できなくなり、がんや感染症にかかるリスクが生じます。
回答として、37度よりも35度5分のほうが健康上のリスクがあるといえます。また、平均体温に限らず、活力や元気がなくて青白い顔の人は、全身の基礎代謝が低いと考えられます。当然ながら活動性も低くなるわけです。
ここまで紹介してきた平熱の振れ幅の中間点である「36度前後」は、一般的な平均体温と思われてきました。しかし、健康的に悪影響はないものの、疲れが取れにくい体質で低体温予備軍と言えるだけに、注意を払う必要があります。
ちなみに36度5分の人の体温が1度下がると、免疫力は35%も低下して風邪や病気にかかりやすくなります。基礎代謝の低下により消化酵素が悪くなるため便が出にくくなり、体重が1~2キロ増えてしまいます。エネルギーの生産量も50%低くなるなど、健康面での危険性が多くなります。
「35~37度」の範囲外に目を向けると、37度5分以上は微熱、38度以上になると病気に伴う高熱となります。38度以上になった場合、インフルエンザや別の疾患が疑われますので、すぐに病院へ行ってください。
逆に、34度までに下がると自発的に体を動かせなくなり、33度になると死に至ります。
実際、人間の体は場所や部位によって体温が異なります。より正確な体温は体の中心部になるため、舌下もしくは肛門で測るのが好ましいでしょう。日本ではワキで測るのが主流ですが、本来の体温より数値が低くなります。また朝は体温が低く、夜は高くなる傾向にあり、より正確に体温を把握したい場合は、寝起き・午前・午後・就寝前の4回に分けて測ることをお勧めします。
このように、体温は体の兆候を示すポイントではありますが、発熱をしない病気も少なくないので、体温はあくまで「一つの目安」と考えてください。
■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。
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