芸能

NHK朝ドラ100作の黒歴史(1)倉科カナ「ウェルかめ」はズブ濡れFカップだけが高評価

 広瀬すず主演の連続テレビ小説「なつぞら」が4月1日にスタート。記念すべき朝ドラ100作目として、失敗の許されない作品と宿命づけられている。その朝ドラではこれまで数々の人気女性タレントが目を覆わんばかりの爆死作品を残してきた。その黒歴史を今ここにひもとく!

     *

 記念すべき(?)視聴率ワースト1に輝いたのは、倉科カナが編集者役を務めた「ウェルかめ」だ。ドラマウォッチャーからも“史上最悪の内容”と切り捨てられた敗因はなんだったのだろうか?

「何より派手な顔つきで豊かな胸の倉科が徳島の片田舎で明るく頑張るという浮世離れした設定が、朝ドラの視聴者層に受け入れられませんでした。しかも都会の編集部で夢破れて徳島の地方誌に移るという都落ちぶりも、ヒロインの成長を楽しむ朝ドラには不向きでしたね」(テレビ誌ライター)

 その一方で、倉科のFカップを隠そうとしないNHK離れした演出はマニアからの評価も高い。中でも通り雨でズブ濡れになったシャツから透けて見えるアンダーウエアのシーンは今でも語り草だ。

 続いで僅差のワースト2位には、初の平成生まれヒロインとなった「つばさ」の多部未華子がランクイン。和菓子屋の跡継ぎがひょんなことからコミュニティラジオ局の立ち上げにかかわるという物語は、朝ドラ好きの高齢者層にはチンプンカンプンだったはずだ。

「さらにはサンバダンサーが出現するなど、現実を超越したバラエティ的な演出は、朝ドラには実験的すぎました。そのため多部自身の演技は評価されたものの、それを帳消しにしてしまったのです」(前出・テレビ誌ライター)

 そしてワースト3位は、今や大物女優の貫禄も漂う榮倉奈々の「瞳」。本作もNHKの目論見が透けて見える作品だったという。

「当時の朝ドラは若者層を取り入れようと迷走しており、ヒロインがダンサーを目指すという設定の時点で失敗は目に見えていました。しかも、榮倉はもともと運動が苦手。特訓は受けていたものの、肝心の若者からも『ダンスがヘタ』と酷評されたのです」(芸能記者)

 そして4位以下にも意外な面々が並ぶ──。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身