政治
Posted on 2013年03月05日 09:57

小泉進次郎 vs TPP反対議員「青年局分断バトル」(2)「カレーの会」に横ヤリが入った

2013年03月05日 09:57

 自民党関係者は、重鎮たちの進次郎氏への評価の変化をこう話す。

「ある重鎮議員は『あいつは人気のある河野太郎だ』と進次郎氏を評しました。河野太郎衆院議員(50)は、メディアに登場しては旧来型の自民党政治を批判していた。進次郎氏はメディアの単独会見には応じないものの、ブラ下がりの取材には応じ、新しい自民党をアピールしてきた。ただ、有権者人気は進次郎氏が格上。両者ともヒヨっ子のたわ言と無視してきた重鎮たちも、さすがに過激さを増した人気者の発言は看過できないという意味で、そう評したのでしょう」

 言うまでもなく、先の総選挙での自民大勝の最大の功労者は進次郎氏だ。青年局長として地方行脚し、各地の街頭演説には人だかりができたものだ。

 その結果、多くの新人候補が当選。進次郎氏が局長を務める青年局も、大幅に人員が増えた。自民党青年局は45歳以下の議員で構成されている。1月30日に開かれた青年局役員会の会合には、82人の議員が集結した。野党時代は13人だったことを思えば、実に6倍となったのだ。

 以後、毎週金曜日にこの会合が定期開催されることとなり、昼食にカレーが出ることから「カレーの会」と呼ばれている。これまでの形式的な会合とは違い、具体的な政策事案を勉強する場として生まれ変わったのだった。

 そして、自民党最大派閥の町村派(79人)をしのぐ勢力となったことから、永田町では“進次郎派”の旗揚げとさえ言われた。

 ところが、冒頭の国会質問後に開かれた2月15日の「カレーの会」には、わずか30人ほどしか議員が集まらなかったのである。

 政治部記者が話す。

「同日に、自民党憲法改正推進本部で総理の講演が開かれたため、そちらに議員が行ってしまったのが激減の理由です。会終了後に進次郎氏も『当たり前じゃないですか。私もそちらを優先すべきだと思う』と述べたのですが、憲法改正推進本部の議題が、当初は『日本国憲法改正草案について』だったのが、前日に『第46回衆議院総選挙にて初当選の議員を対象にした勉強会』に変更になっていたのです。このため、青年局の若手議員らは、『議題変更は、進次郎氏を快く思わないベテラン議員から圧力をかけられたのでは』と話していました」

 すでに、重鎮たちから進次郎氏らに対して「若手潰し」とも呼べる動きが始まっているのだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク