スポーツ
Posted on 2019年05月13日 17:59

“特例続き”原監督が温めている中継ぎ投手の「蘇生法」とは?

2019年05月13日 17:59

 今年の巨人は“異例尽くし”だ。阿部、小林、炭谷、大城の「捕手4人態勢」も驚きだが、4月19日の阪神戦からはベンチ内に投手コーチを2人置いている。

「リリーフ陣の防御率が良くないので、ブルペン担当だった水野雄仁コーチとバッテリー担当の相川亮二コーチを入れ換えました。もっとも、その後もリリーフ陣の不安定さは変わりませんでしたが」(スポーツ紙記者)

 すべては、原辰徳監督の一存で決まった。一方で「渉外担当者がすでにクローサータイプの外国人投手を調査中」との情報も駆けめぐっている。いつから動いているのかと聞けば、「オープン戦途中」とのことだから、今日の救援投手陣の炎上も予想していたわけだ。

「クローザーを予定して獲得したクックに対し、一抹の不安を抱えていました」(前出・スポーツ紙記者)

 こうした原監督のブルペン陣に対する評価を集めてみると、わざわざ担当コーチの配置換えをする必要はなさそうだが、こんな声も聞かれた。

「スタメン出場の機会がほとんどない阿部のことを考えての配置換えかもしれません。原監督が試合展開で阿部に質問をする形でコーチのような役割をさせ、将来の監督就任のための準備をさせておきたいのでは」(球界関係者)

 また、原監督は日本ハム・栗山英樹監督とも連絡を取り合っているという。会話の詳細は不明だが、中継ぎ投手を先発させる「オープナー」について意見交換したそうだ。原監督は「アリだな…」と、この投手起用を認めていた。試合日程が変則となる交流戦の期間中、もしくは夏場の連戦で実験してもいいという。オープナーを成功させるポイントは、先発させた中継ぎ投手の“交代どき”だ。そのタイミングさえ間違わなければ、二番手となる先発投手の力量も存分に発揮させられる。

「今季は山口俊が好調で、菅野、高橋優貴、メルセデスもいます。彼らが3イニング目から登板したら、そのままゲームセットまで投げてくれそう」(前出・球界関係者)

 救援投手を見てきたブルペン担当コーチをベンチに呼んだのは、オープナー采配に備えるためかもしれない。イマイチな中継ぎ投手もオープナー起用が復調のきっかけになるかもしれない。そう考えると、原監督による変則の特例野球はまだまだ続きそうだ。

(スポーツライター・飯山満)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク