芸能

“PET検査有無で裁判はない”西川史子が高視聴率「白い巨塔」に指摘した“異議”

 岡田准一主演で、テレビ朝日が5夜連続で放送した特別ドラマ「白い巨塔」。視聴率は第1回12.5%でスタートし、第2回11.8%、第3回12.2%、第4回13.5%と堅調に推移し、5月26日の最終話は15.2%を記録した。

 だが、このドラマに医師でタレントの西川史子が医師として見過ごせないポイントを、ドラマ終了後に更新した自身のインスタグラムで指摘しているという。

「インスタグラムには原作本である山崎豊子の新潮文庫全5冊の写真とともに、長いコメントが添えられています。西川は《医師にとって「白い巨塔」は特別な作品です》とし、西川自身、田宮二郎の財前教授がいちばん心に残っているそうで、唐沢寿明主演版も《20年選手の外科医からも特に所作が素晴らしいと言われていました》とつづっています。

西川は今回の作品も視聴し、岡田の演技に《毎夜心を打たれました》と絶賛。ところが、《教授以下の医師達の意見が全く無視されたり、必ず行っているはずの術前のPET検査の有無で裁判ということは現在ではありません》と指摘。《山崎豊子先生の当時のお考えを優先されたのだと思います》としながらも、《これによって病院や医師への信頼を損ねてしまったらと危惧しますが、どうぞ、受け持ちの先生を信じてください》としています」(ネットライター)

 原作は1963年から65年にかけて書かれた作品で、今回の作品は2019年の設定に変更されている。書かれた時代背景を完全に踏襲するのでなければ、綿密な設定の検証が求められる、ということのようだ。

(伊藤その子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか