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テリー そんな馬場さんとの緊張関係が解けたのは、何かきっかけがあったんですか。
小橋 僕のプロデビューが滋賀県栗東町だったんですけど、試合後に馬場さんのところへ「今日デビューしました。ありがとうございました」と挨拶に行ったところ、「ホテルで待ってるからな」と言われて、初めて食事に誘ってくれたんです。
テリー 4カ月間の小橋さんの頑張りや人柄を認めていたんだろうね。
小橋 さあ、どうなんでしょう。でも、レストランで「好きなもの食え」とメニューを渡してくれた馬場さんが、ニコッと笑って「よう頑張ったな」と言ってくれて‥‥それまでの苦労が一気に水に流されたような気分になりました。
テリー つらい4カ月が報われましたね。
小橋 そうですね、いつ「田舎に帰れ!」なんて言われるかわかりませんでしたから、毎日ドキドキしていましたし。
テリー デビュー前と後では、やっぱり意識も変わりましたか。
小橋 大げさじゃなくて、24時間常にプロレスのことを考えていました。夢の中でも試合をしていたくらいでしたからね。がむしゃらでしたけども、またそれを馬場さんに軌道修正してもらうこともありましたし。
テリー 例えば、どういうところをですか。
小橋 デビューして1年半くらいの頃、練習中に膝をケガして歩けなくなってしまったんです。でも、日頃から馬場さんに「プロレスラーは怪物であれ」と教えられていましたから、その時点で試合を欠場するつもりはありませんでした。
テリー すごい教えだね。
小橋 ところが、あまりに僕が足を引きずっているのを見かねて、馬場さんが「今日は休め。お客はジャンボ(鶴田)や天龍(源一郎)、タイガーマスクを見に来ているんだから、無理はしなくていい」と言ってくれたんです。でも僕、それが悔しくて「嫌です、休みません」と。それで馬場さんと「休め!」「嫌です!」の押し問答になりまして。
テリー ハハハハ、また同じやり取りをやっているんじゃないですか!
小橋 まったくですよね。馬場さんがまた鬼の形相になって、結局休むことになったんですが、そのあとに「お前がトップに立った時、もう休むことはできないんだよ。だから今日は休め」と言ってくれたんです。あとで考えると親心だとわかるんですが、「お前の客はいない」と言われたことが悔しくて‥‥。だから、次の試合から1人でも自分のファンを作ろうと、試合に向けての意識も改めました。
テリー その負けん気が、小橋さんをスター選手にしたんだろうな。
小橋 それから6年後ぐらいに、スタン・ハンセンにイスで殴られて腕を22針縫ったんです。そんなケガをしたら普通は欠場じゃないですか。でも、その時はもう僕も「四天王」と呼ばれていましたから、欠場にはならないだろうな、と。
テリー ああ、「トップに入ったら休めない」という馬場さんの言葉ですね。
小橋 病院から帰ってきたら、馬場さんがホテルのロビーで葉巻を吸っていたんです。「どうもご迷惑をおかけしました」と頭を下げたら、馬場さんがニコッと笑ったんです。その瞬間、「これは明日の試合はやるな。よし!」と。
テリー どんな体調でも休めないのが、トップレスラーの条件なのか。いや、俺には絶対に無理だなァ。
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