芸能

川越達也「テレビではわからなかったゴーマン素顔」

〈人を年収で判断してはいけないと思いますが、年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思うんです〉。客を所得で差別する発言で叩かれまくった川越達也シェフ(40)。テレビではわからなかったゴーマン素顔とは──。

「お肉がバッサバサ」

「スープが味がしない」

「パスタなのに焼きそばみたい」

 グルメバラエティ番組での高飛車コメントから人気に火がついた川越シェフ。

 コトの発端はウェブ雑誌「サイゾー」のインタビュー記事。インターネットのグルメ評価サイト「食べログ」利用者からの辛口コメントについて意見を求められ、冒頭のような発言をしたことだった。たちまちネット掲示板には批判が噴出。

〈貧乏人は店に来るなということか〉

〈客を見下した発言にもほどがある〉

 記事では、水代も800円だったことを客に批判されたことを明かし、

〈当たり前だよ、いい水出してるんだもん〉

 とまで言い放っていたが、本人もやりすぎたと思ったか、去る6月17日にワイドショーに出演。「僕が生意気でした」と謝罪するに至った。

 川越シェフが以前経営していたレストランスタッフが明かす。

「彼は金のニオイをかぎ分けるのが上手で、お金持っていそうな女性客には川越スマイルのお愛想を振りまいていました。本人はよく『料理の腕よりも接客が大事だ』と言っていて、店のスタッフもイケメンばかり働かせていました」

 テレビ番組制作スタッフもこう耳打ちする。

「その昔、TVチャンピオンに出演して惨敗した残念なキャリアもありましたが、ひと言で言えば出しゃばりでしかもナルシスト。川越シェフのお勧めレシピみたいな企画だったんですが、確かに講釈は達者だったんですが自分で料理を作らないのにはビックリしました。むしろ画面映りを気にしての“おしろい”のほうを気にかけていた」

 その後、ブログでも「年収300万円~」発言は一般的なお客様を表現したものだと説明し、弁解に徹しているが、芸能評論家の金沢誠氏が川越シェフにお灸を据える。

「番組内での上から目線はバラエティの演出だとしても、利用客の一般庶民を差別するのはシャレにならない。テレビで謝罪して、ミソギにしようと思ったのでしょうが、貧乏人を蔑視するイメージは簡単には消えませんよ。しばらくテレビは自粛し、地道に店に出て被災地支援の活動でも続けないといけないと思いますよ」

 もうテレビで“庶民メシ”をどや顔で批評するのはやめたほうがよさそうだが‥‥。

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