社会

“東京封鎖”、食料品は「近所のスーパーより遠くのモールで買うべき」だって!?

 ついに東京でも食料品の買い占め騒ぎが始まったようだ。小池百合子都知事が海外で始まっている「都市封鎖」の可能性まで言及して警戒を呼び掛け、週末の外出自粛を要請した会見から一夜明けた3月26日、都内のスーパーでは開店から長蛇の列が並ぶ光景が繰り広げられていた。

「安売りスーパーはもちろん、成城石井など『値段お高め』のスーパーにもふだんの平日では考えられないほどのお客さんが並んでいました。その一方で東京の西の端に当たる奥多摩などではいつもと変わらないとの指摘もあり、やはり人口密集地のスーパーで混雑が激化しているようです」(都市事情に詳しいライター)

 そんな中、あくまで26日限定ではあるが、穴場のスーパーがあったというのである。前出のライターが耳打ちする。

「東京都下や都県境あたりに増えている大型ショッピングモールでは、モール内のスーパーにさほどの混雑はなかったようです。この手のモールでは車で来店するのが前提となっており、規模のわりには周辺の人口はさほど多くないもの。一方で都内では車を持たない世帯が多く、車があっても運転できるのは世帯主の男性だけという世帯が多数派。そのため世帯主が働きに出ている平日の日中はモールに行く手段がなく、モール内のスーパーもさほど混雑しなかったようです。ただし、夜になればドライバーが帰宅し、そこからモールに買い出しに出るので、混雑のピークは日が沈んでからになりそうに思いますね」

 これが地方であれば、主婦も軽自動車でモールにお買い物に行くのが通常の光景。都会と地方の違いがお買い物事情にも大きく影響しているようだ。

(金田麻有)=写真はイメージ=

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