芸能

田中みな実の怪演が「片平なぎさにしか見えない」で「大映ドラマ」が再評価!

 田中みな実の“怪演”が話題である。浜崎あゆみの半生を描いた「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)では、音楽プロデューサー・マサ(三浦翔平)に執着する秘書・礼香を演じている。そのため、マサがアーティストとして育てるアユ(安斉かれん)との仲に危機感を覚えていた。さるドラマウォッチャーが言う。

「このところドラマでは艶っぽい役どころが続いていましたが、今回は『ゴキブリみたい』と口にするなど、徹底したイビリ猛女を演じています。タモリが初期につけていたアイパッチのような右目の眼帯も強烈なインパクトを放っています」

 決定打となったのは5月2日にオンエアされた第3話だ。礼香はアユに対しておもむろに右目の眼帯を外すと「私のこの目はねえ、あの人に奪われたのよ。だからマサさん約束してくれたんです。一生私の目になるって」と告白。前出・ドラマウォッチャーが続ける。

「この過剰な演出は、80年代に隆盛を誇った大映ドラマそのもの。特にみな実が眼帯を外すシーンは、堀ちえみと風間杜夫の共演でヒットした『スチュワーデス物語』(83~84年、TBS系)で、片平なぎさが白い手袋を脱いで義手を見せつける場面へのオマージュとも取れました」

 そして礼香がアユにドスの効いた声で「許さなーーーい」と言い放つ場面は、ツイッターのトレンドに上がるほど話題となった。

 ほかにもアユが所属するはずだった女子グループのメンバーが画びょうをシューズに入れたり、頭からジュースを浴びせるなど「コテコテのイジメ」も散りばめている。一瞬たりとも目が離せないスピーディーな展開と、ツッコミどころ満載な設定が「大映ドラマ」の持ち味であったが、1月クールで高視聴率を獲得した「テセウスの船」(TBS系)も、制作会社である「大映テレビ」が手掛けていた。今回の「M」にも大映の流れをくむプロデューサーが2人ほど参入しており、さらにドロドロの展開が期待できそうだ。

 残念ながらコロナ自粛の影響により、第4話の放映は未定となってしまったが、再開したらパワーアップした田中みな実の“暴走”に期待したい。

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