連れ合いの従姉Aさんが小脳と大脳の出血で倒れたのは、昨年3月のことだ。帰宅途中に体調が悪くなったので、必死の思いで自力で救急車を呼び、一命を取り留めることができたが、一時は生命の危機が迫る事態だった。お見舞いに行こうと思っていたのだが、コロ...
記事全文を読む→医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<脂肪肝>「アルコールのみならず糖質の過剰摂取が原因」
肝臓に脂肪がたまり、フォアグラ状態と化す「脂肪肝」。実に日本人の3人に1人がなると言われているが、酒をほとんど飲まなくても、太っていない人でも、指摘されることが多い。
放置すれば肝硬変や肝臓ガンに進行する可能性があり、さまざまな生活習慣病のリスクを高めることから、注意が必要だ。
とかくアルコールとの関連ばかりが取りざたされる脂肪肝だが、実際には「糖質の過剰摂取」が一番の原因。体脂肪を増やさないよう、揚げ物や肉類を控えている人が、パンや麺類などの炭水化物を摂っていたり、甘いモノを食べすぎていたりすることで、脂肪肝になる場合もある。
また、酒に酔いやすい体質の人は、飲酒をしなくても「脂肪肝」になるリスクが高いことも、熊本大学の研究で明らかになっている。
特に日本人の場合、アルコールが肝臓でアセトアルデヒドに変換される時に、それを無害化する酵素(ADLH2)の活性が低い人が約4割、まったく活性がない人が約1割もいる。アルコールをあまり飲まない分、飲酒が原因の「アルコール性脂肪肝」にはなりにくいが、「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)」の発症リスクは約2倍も高いと言われるのはそのためだ。
脂肪肝の初期には自覚症状がほとんどないが、血液がドロドロになり、全身の細胞に酸素や栄養分が十分に補給されなくなるため、疲れやすい、肩が凝る、ボーッとするなどの症状が出る場合もある。
脂肪肝に特効薬はないので、生活習慣の見直しが必要。バランスのとれた食事はもちろんだが、定期的な運動も有効だ。筑波大学の研究では、ウォーキングなどの運動を1日30分以上続けると改善すると発表されている。また、緑茶を飲むとLDLコレステロールの血中濃度が低下するため、積極的に取り入れることをオススメする。
田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。
アサ芸チョイス
昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...
記事全文を読む→鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...
記事全文を読む→今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...
記事全文を読む→

