スポーツ
Posted on 2020年07月06日 05:59

松中信彦が明かした“王監督”の「三冠王」「常勝ホークス」導き術

2020年07月06日 05:59

 平成唯一の三冠王・福岡ソフトバンクホークスで活躍した元プロ野球選手の松中信彦は、いかにして育てられ、成長を果たしたのか。

 元プロ野球選手の片岡篤史のYouTubeチャンネル「片岡篤史チャンネル」で6月28日に投稿された「松ちゃんに入団当初の話、強いチームの特徴を語ってもらったよ~♪」に、に松中が出演。当時の監督である王貞治氏の指導法について語った。

 1996年、アトランタ五輪野球日本代表に選出され全日本の4番を担った松中は、結果は銀メダルに終わったものの、決勝の対キューバ戦で同点満塁本塁打を放つなど注目を浴び、その年のドラフト2位で福岡ダイエーホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)入りを果たしている。

「全日本の4番は大成しない」と先輩に嫌味を言われながらも、1998年の後半にプロ初本塁打を打つ(この年は本塁打3本)と、翌年には本塁打23本、打点71と活躍し、この年の日本一にも貢献した。

 以降、じわじわと地力をつけ、2004年には平成唯一となる三冠王に輝いた松中。王監督の指導法について、バッティングでは小手先に走らぬよう、「まっすぐをしっかり捉えろ。手伸ばしたところで打て…と。詰まったり、真っすぐを空振りとか、打ち損じたらめちゃくちゃ怒られます」と厳しく当たられていたようだ。また常に冷静沈着に見えた王監督だが、「負けたらもっと悔しがれ」と、ヘルメットを投げつけるくらいにならないと野球の神様は振り向いてくれないとも説いていたそうで、「弱いチームは隙だらけ、淡々とやっている」と今になってわかると松中も納得の様子だった。

 通算317勝で日本プロ野球歴代4位の記録をもつ鈴木啓二氏は、打たれても悔しくなくなったから引退したとも言われている。王氏が監督着任するまでのホークスは、試合する前から負けていたという事だろう。

 今では日本一が10回、リーグ優勝は20回を数える常勝と伝統を兼ね備えた球団へと成長を遂げており、そのなかで王監督の功績は非常に大きい。もしかしたら、王監督がいなければ平成に三冠王は生まれなかったかもしれない。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2024年10月29日 05:59

    二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)と赤ヘル戦士。大相撲とプロ野球を横断するこの「異色の組み合わせ」に沸き立つのも仕方がなかろう。それは広島カープ前監督の佐々岡真司氏が10月27日に投稿した、インスタグラムのショート動画だった。シンガーソングラ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年03月27日 13:00

    プロ野球開幕を前に、セ・パ12球団の順位予想が出揃っているが、際立つのは低迷が続く中日ドラゴンズへの高評価だ。OBの岩瀬仁紀氏は早くも昨年末の時点で2位に推し、「実は優勝にするか迷ったくらい」と語る。元監督の森繁和氏にいたっては、開幕前日に...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月28日 09:00

    今後は大好きな「タレント業」に全振りすることになるのだろうか。スピードスケート女子金メダリストの髙木菜那が、4月から情報バラエティー番組「ラヴィット!」(TBS系)に曜日レギュラー出演する。開始当初の「ラヴィット!」は評判がすこぶる悪かった...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/31発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク