芸能

高橋英樹「十津川警部シリーズ」、鉄道ファンが大歓喜した「撮影の進化」とは

 7月26日に放送された「西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン」(テレビ朝日系)を観た視聴者から驚きの声が上がっている。シリーズ72作目となった今作の撮影が進化していたからだ。

「このシリーズは1981年にスタートした古株ドラマです。最初は十津川警部を三橋達也が、亀井刑事を愛川欽也が演じ、後に十津川は高橋英樹、亀井は高田純次に代わりました。監督は03年の第41作から映画『蘇える金狼』や『野獣死すべし』でメガホンを取った村川透氏が務めています。定番ドラマだけにあまり変化がないと思われていた。それが今回、ドローン撮影を多用。画作りが新しくなったんです」(テレビ誌ライター)

 ドローン撮影は十津川警部たちが無人駅を訪れる場面や、町全体を俯瞰するシーンで使われている。中でも目を引くのは列車の走行シーンだ。

 今作は北海道を走るJR札沼線が舞台。そこで札沼線の列車が走る場面がドローンで撮影され、何度も登場している。

「札沼線の北海道医療大学駅と新十津川駅の間は、今年春に廃止になってしまいました。ですのでもう列車が走る姿を見ることはできません。ドローンは手軽で安価になったことで、これを使って列車を撮影している撮り鉄もいます。ただ、鉄道路線の近くは飛行が禁止されていることが多く、一部の私鉄では明確にドローン撮影を禁止しています。ドラマはちゃんと許可を取って撮影したのでしょう。すでにない路線をドローンで撮影した映像はとても貴重。物語そっちのけでキハ40の走行シーンに夢中になってしまいました(笑)」(鉄道ライター)

 今回の第72作はABEMAやTVerで無料で観ることができる。ドローンで撮影したキハ40の最後の雄姿は、鉄道ファンならずとも見ごたえは十分だ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え