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そんな琴奨菊をどう見るか。ジャーナリストの武田頼政氏は言う。
「がぶり寄りという型を持っている分、稀勢の里よりは安定しているが、大関を3、4場所で駆け抜け横綱になるような勢いと伸び代はないと思いますね。琴風の尾車親方もがぶり寄りを得意としたが、いまだかつて、がぶり寄りで横綱になった力士はいないんです」
とはいえ、元幕内力士は琴奨菊の今場所のがぶり寄りの進化に注目する。
「低く当たって、左を差し、もろ差しになってがぶるのが琴奨菊の取り口でしたが、今場所は左の前まえ褌みつを取り、引き付けると相手は浮き上がっていました。179㌢174㌔の体は押し相撲も得意とする。押し相撲は伸びてくる時は物凄く強い。今の勢いでさらなる高みに行くような気がする」
日本人横綱の不在、八百長相撲などの協会スキャンダルが琴奨菊を後押しする、というのは前出・スポーツ紙記者だ。
「今、協会が頭を悩ませているのが日本人横綱の不在です。白鵬は温厚な性格のうえ、成績も安定しているが、日本人ではない。ここはどうしても日本人横綱が欲しい。連続優勝か、それに近い成績ならすぐに横綱にしてしまうと思いますよ。琴奨菊は地味なキャラクターですが、真面目で稽古熱心。同じ部屋の琴欧洲のほうが素質は上回るが、師匠と不仲だし、稽古不足で上は望めない。その点、琴奨菊なら向上心もある」
協会にとって心配なのは興行面での不安だ。
相撲ジャーナリストの中澤潔氏が言う。
「国技館は1万1000人を収容できますが、秋場所3日目にはチケットのおよそ半分が売れ残りました。この秋場所の国技館は、総じてガラガラだったことになります。深刻な不況の折だけに、金を出してまで相撲なんか観る必要なんかないという人が多いということです。協会としては一刻も早く八百長問題から目をそらせたいはずです。その意味でも大関・琴奨菊の誕生は大きい」
ライバルの稀勢の里が来場所、期待どおり大関獲りに成功すれば、大関2人となる。そして、どちらかが連続優勝なら、待望の日本人横綱誕生となるのだ。
元大関・魁皇の浅香山親方は報道陣を前に言う。
「片方の活躍でもう片方も発奮する。ライバルの存在は大切です」 はたして、協会の思惑どおり、角界の救世主となるだろうか。
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