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「巨人入り拒否考えた」中畑清が長嶋監督の仰天秘策で翻意の過去を動画告白!

 中畑清、二宮至、平田薫…この3人の名前を聞いて「駒大三羽ガラス」とすぐにピンとくる方はかなりのツウだろう。

 ともに駒澤大学野球部出身、中畑氏は1975年のドラフトで巨人から3位指名を受け、二宮氏、平田氏はドラフト外ながら、そろって76年に巨人入団を果たしている。

 ところが中畑氏によると、巨人入りを拒否し、内定が出ていた北海道拓殖銀行に就職することも考えていたと驚きの過去を明かしている動画があった。テレビ東京が運営するYouTubeのスポーツチャンネル〈テレビ東京スポーツ〉、9月26日投稿回の〈長嶋茂雄の行動が巨人入団を決意させた『駒沢の三羽ガラス』と言われた仲間との絆【キヨシの超本音解説】〉がその「番組」だ。

 中畑氏いわく、ドラフト当日の朝の報知新聞の大見出しに「巨人1位、中畑指名!」を見つけ、「オレは1位の選手なんだ」といったモードに入っていたことから、本来なら3位でも喜んで巨人入りができたところ、「北海道拓殖銀行に行こうかなという…ちょっとさ、カッコつけ出してるところがあったんだよね。当日の報知新聞の新聞さえなければ…それがオレの人間性を変えてしまったわけだよ」と振り返った。

 しかし、その気持ちが覆ったのは当時の巨人監督である長嶋茂雄氏の計らいによるものだったそうだ。長嶋氏は、駒澤大学野球部監督のもとを訪ね、中畑氏のみならず、ドラフト指名されなかった二宮氏、平田氏までもドラフト1位と同条件の、契約金2000万円、年俸240万円で入団してもらうという、とても普通では考えられないプランを長嶋氏は行ったのだと中畑氏は語った。

 この”仰天秘策”により中畑氏は巨人入りを決意し入団。その後の活躍はご存知の通りだ。

 ちなみに、75年ドラフトの巨人1位指名選手は、篠塚和典氏だった。当時「誰?」と話題にも上らなかったと中畑氏は振り返るが、篠塚氏は後に安打製造機と称され、首位打者に2回輝く活躍を見せている。長嶋監督の目利きはかなりのものだったと感心せざるを得ない。

(ユーチューブライター・所ひで)

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