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記事全文を読む→志村けんさん一周忌特番で、埋まらぬ「TBSとの溝」が浮き彫りになった
昨年3月29日に、新型コロナウイルスにより、稀代のコメディアン・志村けんさんが亡くなった。突然の訃報は、日本中に悲しみをもたらし、またコロナの恐ろしさをまざまざと知らしめた。
そんな志村さんに沈痛な番組は似合わないとばかり、フジテレビは訃報の翌週には「ドリフ大爆笑」や「志村けんのバカ殿様」などの豊富な素材を使って、爆笑に包まれる追悼となった。ドリフターズのメンバーである加藤茶・仲本工事・高木ブーも、目を細めてVTRを見守っていた。
そして一周忌に合わせ、3月28日にフジテレビは「春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!」を3時間特番でオンエアする。スポーツ紙放送記者によれば、こうだ。
「フジテレビは志村さんの没後も、優香や川上麻衣子などゆかりのゲストを招いて、往年の志村さんのコントを見せる『志村友達』をオンエアし続けてきました。そのための一周忌3時間スペシャルですが、放送されるのは自社のものだけではないんです」
なんと、TBSの「8時だヨ!全員集合」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」も、局をまたいでオンエアされるという。
「しかも、志村さんが『全員集合』に初登場した“至宝”シーンも放送されるんです。太っ腹といえばそれまでですが、なぜ、志村さんを育ててきたTBSでオンエアしないのかという疑問が残ります」(前出・放送記者)
ドリフが国民的な人気になったのは、TBSをおいてほかにない。実際、04年にリーダー・いかりや長介さんが亡くなった際には、TBSで追悼特番を組み、秘蔵映像をドリフのメンバーとともに見送った。それなのに、志村さんの訃報以降は、ずっと「カヤの外」である。さる放送作家が言う。
「フジでやっている『ドリフ大爆笑』や『バカ殿様』は、制作にイザワオフィスが関わっているという内輪の事情はあります。それにしても、自社の素材で高視聴率が見込めるはずのTBSが今も特番を組まないのは謎です。事務所のトップである井澤建社長と、何かしら”摩擦”があったのかもしれません」
3時間のスペシャルに「全員集合」や「加トケン」のコントが見られるのはありがたいが、はたして、8チャンネルで見る「東村山音頭」や「カラスの勝手でしょ」に違和感はないのだろうか…。
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