芸能

長嶋監督に「4番・原」の代打に送られた一茂、いまだ残る複雑心境と大疑問

 元プロ野球選手・高木豊氏のYouTubeチャンネル「高木豊Takagi Yutaka」の4月28日投稿回に、元プロ野球選手で現在はタレントとして活躍中の長嶋一茂氏が出演した。

 一茂氏は1993年にヤクルトスワローズから巨人に移籍。この年は、父の長嶋茂雄氏が巨人の監督に就任、長嶋監督の第2次政権がスタートした年でもある。ご記憶にあるファンも多いだろうか。その翌年9月7日の対横浜戦において、当時の4番、原辰徳に回ってきた場面で長嶋監督は代打に一茂氏を送り、結果、サードゴロに倒れ、試合も「1-2」で落としている。

 動画では「あれは参ったよ、俺も…。原さんに代打はやめてよと思いました」と語っていた一茂氏。実は当時、打撃コーチを務めていた淡口憲治から、原が3打席目を凡退したら、4打席目で代打に出ることを聞かされていたそうだ。事実、原は3打席目を凡退し、4打席目での一茂氏の代打は決定となったのだが、これに「だったら守備固めから入れてくれてもいいじゃないですか?」と疑問を呈し、守備から代わっていれば“原のケガや体調不良が原因か”といったエクスキューズもできたと振り返る。これに高木氏も、「代打に出すこと自体が(原を)傷つける感じだよね」と同調していた。

 94年、原は左脚アキレス腱のケガから2軍スタートしており、万全の体調ではなかった。一茂氏の主張通り、4番を務めてきた原の心情を長嶋監督はもっと配慮すべきだったのではないか? しかし、そうなるとここまで「代打、一茂」のインパクトも世間には与えなかったわけで、長嶋監督一流の演出にも思えてくる。果たして実際の意図は何だったのだろうか。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身