政治

党内不和はそっちのけ!?国政でもわが道をいく「猪木イズム」

 参議院運営委員会に、「書類不備」を理由に渡航申請を却下されたのに、強行訪朝した日本維新の会のアントニオ猪木議員(70)。

 これには、議員運営委員会の関係者も呆れた口調でこう語る。

「猪木さんは訪朝前、参議院議員団会長の片山虎之助議員(78)には、臨時国会が終わってから北朝鮮に行くと伝えていました。でも、申請書には11月1日に渡航と書かれていて、これは話しが違うということで、申請は却下されました。その上での訪朝ですから、天皇陛下に”手紙テロ”を挙行した山本太郎議員(38)より厳しい処分が下るのは当然かもしれません」

 これには、日本維新の会の橋下徹共同代表(44)も、

「北朝鮮との関係は極めて慎重にやっていかなければならない外交問題。一議員の行動は許されない」

 と、不快感を示した。だが、猪木氏にとっては騒ぎになるのは想定済みだというのは、日本維新の会の関係者。

「猪木さんは党の一員として成果を出すより、北朝鮮とのパイプ役として、“猪木外交”で結果を出すことが何より大事なこと。だから、今回もマスコミが騒いで話題になったので、狙い通りのパフォーマンス成功ではないでしょうか」

 そもそも猪木氏は初めから日本維新の会とは、ソリが合わないので、党内不和にも興味がないという。

「参院選で擁立されたとき、『もっと自分を客寄せパンダに使ってくれればいいのに、維新は使い方が下手だ』と、党のやり方に不満を漏らしていました。今も党の中で、“お客さん”扱いなので、党の幹部に何を言われてもどこ吹く風。選挙になるまでは、好き勝手にこれからも行動すると思います」(前出・日本維新の会関係者)

 パフォーマンス重視の「猪木イズム」で、北朝鮮問題をこじらせなければいいのだが‥‥。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身