芸能

巨人ウグイス嬢、42年ぶり公募でレジェンドから継承されたアナウンスの極意

 日本プロ野球界において、“レジェンド”は何も選手や監督に限った話ではない。巨人のウグイス嬢・山中美和子さんは、今年45年目の大ベテランであり、「4番、ファースト、王」など、ファンなら聞いただけで身震いしそうなコールを担当したレジェンドである。

 その山中さんが、今シーズンを限りに引退することを発表しており、巨人では42年ぶりに新ウグイス嬢を公募。794人の中から採用されたのは、元地方局アナウンサーの小倉星羅さん、場内アナウンス経験者の高橋みずきさん、フリーアナ歴2年の山本菜月さんの3名だった。

 日本テレビのYouTubeチャンネル〈【公式】日テレNEWS〉では、3月27日に〈レジェンドが引退…42年ぶりウグイス嬢が誕生!新人に密着〉とタイトルして、夕方のニュース・情報番組「news every.」の26日放送回を編集して投稿。ウグイス嬢は、スタッフが用意した原稿をただ読めばいいのかと思いきや、スコアブックを自らつけることや、審判から直接内線電話を受け、選手変更のアナウンスを正確に行うなど、その情報は目から鱗の数々…。

 番組終盤には、山中さんから「ファンの人が場内放送に耳を傾けるのは、たぶん間違えたりしたときなんですよ。だからファンの人に気づかれずに、一試合スーッと終われるのが一番いいんじゃないかなって私は思うので、自然な、普通の場内アナウンスをして欲しい」とウグイス嬢の極意が授けられ、動画視聴者からは「凄く胸に響きました」「プロカッコ良すぎるな」「1番の成功はファンに気づかれないこと。深い!」といった感心し様子のコメントが相次いだ。

 6月1日、東京ドームでの巨人対西武戦で、高橋さんが先陣を切って1軍デビューを飾った。新人3名の活躍に期待したい。

(ユーチューブライター・所ひで)

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