スポーツ
Posted on 2021年08月04日 05:58

大谷翔平の“先輩”だったかも!?新庄剛志、幻の「二刀流転向」秘話を動画回顧

2021年08月04日 05:58

 現在、二刀流としてMLBで大活躍の大谷翔平だが、日本プロ野球界において、その“先輩”ともなる可能性のあった選手がいたことをご記憶にあるだろうか。元プロ野球選手、新庄剛志氏である。故・野村克也監督が阪神の監督に就任した1年目の1999年、新庄氏に外野手との兼務を命じている。そして3月5日、熊本・藤崎台球場で開催された対巨人のオープン戦でマウンドに上がり、元木大介氏、二岡智宏氏、後藤孝志氏を3者凡退に切って落としたのだった。

 その新庄氏が、元プロ野球選手・中西清起氏のYouTubeチャンネル〈中西清起の虎の穴チャンネル〉に出演。“投手転向”のきっかけは、ほんの遊び心が野村監督の心に火をつけたのだと明かしている。

 7月25日付け投稿回〈天才・新庄剛志が投手にガチ転向させられそうになった話の真相〉を観ると、ホームベース付近に落ちていたボールを拾い、バックスクリーンにノーステップで、しかもノーバンで投げたという新庄氏。これを見ていた野村監督が新庄氏に“二刀流”を命じたようで、中西氏から野村監督の前で投げた狙いは「ピッチャーやろうと思ったの?」と問われると、「遊びのつもりで…こんな野球選手もいるんだぞっていうところを見せようと思っただけ」と、ほんのご挨拶のつもりだったと振り返った新庄氏。

 当時、シーズンでも新庄氏のマウンドさばきが見られるものと思っていたが、左大腿筋損傷で、このオープン戦の翌日から試合を欠場し、一気にトーンダウンした。とはいえ、先発、中継ぎ、抑え…と現在の投手分業制に早々に着手していたとされる野村監督。新庄氏を見る目にも、間違いはなかったはずで、もしケガに見舞われていなければ、大谷に先んじて「二刀流・新庄」として活躍していたのかも!?

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク