芸能

手塚理美 国広富之との久しぶりの出会いも「『ふぞろい』の頃にすぐに戻りました」

●ゲスト:手塚理美(てづか・さとみ) 1961年、東京都生まれ。中学入学前に出演した不二家チョコレートのCMをきっかけに、中学1年時にユニチカの2代目マスコットガールに選ばれ、本格的に芸能界デビュー。82年の朝のNHK連続テレビ小説「ハイカラさん」でヒロインを演じた他、「ふぞろいの林檎たち」「男女7人秋物語」(共にTBS系列)などの人気作品に出演した。11月6日よりK’s cinemaにて、主演映画「メイド・イン・ヘヴン」公開予定。

「ふぞろいの林檎たち」や「男女7人秋物語」などの人気作品でその存在感を示してきた女優・手塚理美。子育てを終え、近年、俳優業を本格再開。主演映画も公開間近だ。初対面ながら変わらぬ美しさに天才テリーもやや緊張気味。撮影の裏話から最近の私生活までを密着トーク!

テリー 初めまして。テリーと申します。初めまして、ですよね。

手塚 そうですね。こんなに長く芸能界にいるのに。やっとお目にかかれました。

テリー ユニチカの2代目マスコットガールに選ばれたのって15、6歳の頃ですか。

手塚 いえ。中1ですから、12歳ですね。

テリー 実は僕、手塚さんの写真を部屋に飾ってたことがあるんですよ。僕より世代が少し下の仲間はみんな財布に手塚さんの写真を入れてましたし。あの頃の男だったら誰もが通った、憧れの女性ですからね。

手塚 いえいえ、そんなことないですけど。ありがとうございます。

テリー で、主演映画(「メイド・イン・ヘヴン」)がもうすぐ公開ということで、さっそく拝見したんですけども。すごくいい作品ですね。僕、2回見ました。

手塚 ほんとですか。うれしい。なんて言われるかなって心配だったので。

テリー 今回、どういう経緯でこの作品に出ることになったんですか。

手塚 この映画のプロデュース、脚本と出演もしているカマチさんとは以前から仲がよくて、「いつか何かできたらいいね」って話をしてたんですよ。「ウディ・アレンの『カイロの紫のバラ』みたいな映画ができたらいいよね」なんて。そしたら「ちょっと大人のメルヘンなんだけど、こういうのどうですか」って電話がかかってきて、台本を読んだら「これはおもしろそうだな」って。

テリー すごくユニークな設定ですよね。ネタバレになっちゃいけないので、どこまで話していいかわからないですけど、手塚さん演じる奥さんと国広富之さん演じる旦那さんが天国で再会するところから始まって、最後は「あ、そうだったのか!」っていう。

手塚 そうですね、そのあたりは劇場で確認していただきたいんですけど、ちょっとノスタルジックな感じで、大人のラブロマンというか。こういう映画ってあんまりないので、お話いただいた時はうれしかったです。

テリー 僕なんかちょっと大林宣彦監督の「異人たちとの夏」を思い出しましたけど。あれもすごい秀作で、大好きなんですよ。ご覧になりました?

手塚 見てます。すごいうれしいです。今日来てよかったね(と周囲の映画スタッフに微笑む)。

テリー 国広さんとはどれぐらいぶりだったんですか。

手塚 私が34とか5とか。「ふぞろい(の林檎たち)」のパート4以来ですね。

テリー すごい久しぶりだ。

手塚 でも全然戻っちゃいますね、「ふぞろい」の頃に。顔合わせした時も「あぁ、国広さん」「理美ちゃん」みたいな感じで。

テリー また「ちゃん付け」がいいね。若くいられるし。

手塚 ほんとですね。高橋ひとみちゃんとも仲いいんですけど、やっぱり今も「ひとみちゃん」「理美ちゃん」ですから。ずっと呼ばれてるから気づかなかったですけど、改めて言われるとそうですよね。

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