芸能

大河よりも壮大「宮沢りえ殿」の男13人(1)森田剛に代わって仕事を受けて

「宮沢殿」とは、齢48にして瑞々しい美貌をたたえ、我が国の芸能史に名を残す女優のことである。彼女が比類なき存在となりえたのは、多くの猛者と浮名を流してきたことと無縁ではない。その13人の男たちと描く群像絵巻は大河ドラマもビックリの、濃い内容なのだ。

 現在、日曜の夜が楽しみな男性が増えているのではないか。午後8時からは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)で、午後10時30分には「真犯人フラグ」(日本テレビ系)と、一晩に2度も宮沢りえ(48)の美貌を拝むことができるのだから。

「舞台の仕事が多かっただけに、これほどテレビに露出するのは珍しい。現に宮沢が大河ドラマに出演するのは11年ぶりで、民放連ドラに至っては、実に17年ぶりになります。ファンならずとも、注目すべき出来事です」(スポーツ紙芸能担当記者)

 大車輪の活躍を見せる宮沢だが、これも私生活での変化が影響しているという。昨年11月、夫である森田剛(43)が「役者としてチャレンジしたい」と、ジャニーズ事務所を退所。それに伴い、V6は解散した。同時に、宮沢とともに新事務所「MOSS」を設立したが、

「森田は公開中の映画『前科者』(日活・WOWOW)に出演していますが、その後は5月の舞台が決まっているぐらいで開店休業状態。代わって、宮沢がバンバン仕事を受けているというのが実情です」

 と話すのは芸能ライター。とはいえ、森田の「献身はハンパではない」として、こう続けるのだ。

「昨年末、宮沢が出演した舞台『泥人魚』の稽古では、森田が宮沢の送迎を買って出て、稽古中も付きっきりでアドバイスを送るなどラブラブだったそうです。しかも、事務所設立時に森田は取締役として『宮沢剛』の名前で登記していたことが判明。つまり、婿養子に入っていたのです。宮沢と前夫との間に生まれた12歳になる娘の姓が変わらないように配慮したと言われています。そんな森田の気遣いに応えるように、娘もなついているようですね」

 公私ともによきパートナーを得たことで、宮沢は全力で女優業に邁進できている様子。が、今の安住の地にたどり着くまでには、多くの紆余曲折があった。特に、色恋沙汰は波乱万丈である。

 宮沢の初熱愛にして急転破局となった大騒動は、誰もが忘れられない出来事だった。92年の関脇・貴花田(現・貴乃花光司氏=49=)との婚約が「世紀のカップル誕生」と大見出しで報じられた2カ月後に、まさかの婚約破棄という結末に。当時を芸能ジャーナリストの沖直人氏はこう振り返る。

「破談の要因は、女将さん業に専念してほしい花田家と、芸能活動を続けさせたいりえママ(故・宮沢光子氏)との対立でした。宮沢本人は『悲劇のヒロインにはなりたくない』と気丈に語っていましたが‥‥」

 その後も宮沢は数々のスキャンダルを引き起こす。92年にはビートたけし(75)、94年には故・中村勘三郎と、それぞれ熱愛が取り沙汰された。

「正直、たけしさんと勘三郎さんとの噂は、どこまでが真実だったのか。一説には、りえママが仕掛けたスキャンダルとさえ言われていました。ただ、宮沢にとって、2人がよき相談相手だったのは間違いない。なのに、勘三郎さんとの噂は猛烈な不倫バッシングを生んだ。そんな中、宮沢が京都のホテルで自殺未遂騒動を起こし、勘三郎さんが怒りの否定会見を開くなど大騒動に発展。結果、宮沢は激ヤセしてしまい、なりたくないと言っていた『悲劇のヒロイン』になってしまいました」(沖氏)

 過熱するマスコミ報道から逃げるように宮沢は一時的に米国に移住。芸能活動は休止状態となったのだ。

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