政治
Posted on 2014年02月19日 09:55

橋下徹 “市長辞任”と“出直し選挙”にアンチ派が痛烈批判!(3)

2014年02月19日 09:55

 橋下氏の突発辞職を批判しているのは、何もアンチ橋下派だけではない。

 08年に橋下氏が政界に入る契機となった府知事選。その選挙をともに戦った自民党衆院議員の中山泰秀氏は、自身のブログで橋下氏を次のように痛烈に批判した。

〈民主党への政権交代が明らかな状況になってくると、あなたはすかさず選挙応援を受けた『自民党』『公明党』よりも『鳩山民主党』への支持を表明し、鳩山由紀夫さんに陰りがみえ都合悪くなると、知事公館に小沢一郎さんを招き入れ握手までし、今度は(中略)みんなの党・渡辺喜美さんに近づき‥‥〉

 これは、橋下氏が潮目を読み、政界の海で庇護を求めて泳ぐ姿。公明党に人の道を説ける立場にはないと言わんばかりだ。むろん、処世術と言えばそれまでだが、一方では〈『常に利用出来る人間』以外は裏切り〉続けている。それこそ橋下氏の本性なのではないのかと問うている。このブログの最後に、一人の大阪市民として中山氏は〈馬鹿なことはやめて下さい〉と橋下氏に呼びかけているのだ。

 こうした橋下氏のコロコロと変わる言動は、反橋下派の人々をなおさら幻惑させている。

 アンチ派の代表格として知られる帝塚山学院大学教授の薬師院仁志氏はこう話す。

「11年の統一地方選では、大阪と堺の市議選で維新の会が過半数を取れなかった。その際、橋下さんは『都構想はいったん白紙にし、他党と話し合いながら進めていきたい』と話しています。白紙だと言ったり、何が何でも15年4月に大阪都移行だと言ってみたり‥‥。橋下さんの言葉には一貫性がない。12年に市民団体が原発の是非を巡って住民投票条例制定を求めた時は、『原発の是非だけを問うなら5億円かけてやる価値はない』と言い放っている。ところが、大阪都構想の住民投票はまったく譲らず、6億円も費やして市長選を行うというのだから、『もういいかげんやめてくれ』という思いしかないです」

 かつて、薬師院氏は討論番組「朝まで生テレビ」で橋下氏と対峙した。放送後は橋下支持層から大学に猛烈な抗議を受けたという。それでも、薬師院氏は言説を曲げることはなかった。

「大阪市民にしてみれば、橋下氏の言動は自転車操業の連続で地獄への道を歩んでいるわけですが、ところが、このムチャな運転でもなかなかコケない。橋下人気が低下しているとはいえ、タレント人気はいまだ健在で、今回の出直し選挙も自分への人気投票で乗り越えようとする算段なのでしょう。もはや、橋下さんがどうこういうという感覚を通り越して、暴走がやんだあとのことが心配です。すでに市政はメチャクチャにされてしまいましたからね‥‥」

 橋下氏は自身のツイッターでテレビのコメンテーターは「行政実務経験がないからダメ」と批判している。ナニワの街がどうなろうと、橋下氏は立派なコメンテーターになれることだけは間違いないだろう。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク