スポーツ

斎藤雅樹の「12試合連続完投勝利」を止めたのは「夜の外食誘惑」だった

 プロ野球界で「平成の大エース」といえば、元巨人の斎藤雅樹氏の名前が浮かぶ。

 1989年、平成初となる沢村栄治賞に輝くと、以降95年、96年と合計3度獲得。これは金田正一氏、村山実氏といったレジェンドに並ぶ大記録であった。

 そんな斎藤氏が打ち立てた金字塔の中に、89年の「11試合連続完投勝利」の日本記録があるのだが、甲子園球場での「12試合連続完投勝利」を阻止したのは、相手チームの阪神でなく、元チームメイトの槙原寛己氏だった。

「オレが止めた」と放談したのは、メジャーでも活躍した元巨人・上原浩治氏のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉に出演してのことだ(5月5日付け投稿回)。

 槙原氏によれば、斎藤氏の先発登板前日、断る斎藤氏を強引に食事に誘ったのだという。

「あいつの独自のルーティンの緊張感を、オレが完全に解いちゃったの。12試合連続完投勝利を止めたのは阪神じゃなくて、オレ!」

 しかし、この一連の発言を受けた斎藤氏は「いや、違う違う違う!」と笑顔で否定。食事に誘われたのは事実だが、斎藤氏も翌日の先発登板から自重しており、「朝方まで飲んでたとか、そんなんじゃないから」。

 どうやら槙原氏が話を盛っていたようなのだが、一方で斎藤氏は「マキさんがオレを連れて行ったから負けちゃったんだ」と、ネタにして…。

 デフォルメして話を盛り上げるのは、グラウンド外での息の合ったサインプレーと言ったところだろうか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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