スポーツ
Posted on 2022年05月13日 05:58

「長嶋茂雄2世」と呼ばれた男が「悪者」になった東京オリオンズ入団の驚愕「契約金」

2022年05月13日 05:58

「長嶋茂雄2世」と呼ばれた人物をご存知だろうか。

 1965年、東京オリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)に入団、主軸として活躍し、プロ通算2081安打で名球会入りを果たした、山崎裕之氏のことである。埼玉県営大宮球場のセンターバックスクリーンに特大のホームランを放った高校時代の長嶋氏。これを高校1年生の春の大会で実現したことから、付いた異名だ。

 その山崎氏、プロ入り間もなく「悪者」扱いされたと明かすのは、YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉の、4月29日付け投稿回でのことである。

 山崎氏がプロ入りした65年は、ドラフト会議元年。しかしながら山崎氏は、当時主流だった自由競争でシーズン前に入団。契約金は5000万円だったとされる。当時の高卒の初任給が1万4000円程度だった時代である。

 この年のドラフトで、巨人から1位指名を受けて入団した堀内恒夫氏の契約金が1000万円に抑えられたことから、「よくねぇ、私が悪者にされて」と、自身の跳ね上がった契約金と比較して、冗談交じりに回顧した山崎氏。

「1年遅くなくてよかったなと思うんですか」と番組MCから金銭面について問われると、

「当時はそんなこと思いませんでしたね。とにかくなんとかこの世界で飯を食っていこうという、その気持ちだけで。もう3、4年は働けなかったですからね」

 そんな山崎氏は、3年目の67年には113試合に出場して76安打を放っており、「働ける」の基準が高いことが伺える。「長嶋2世」の異名と契約金が、相当なプレッシャーになっていたことは想像に難くない。それをはねのけての名球会入りは見事だと感心させられた。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク