スポーツ

20勝でも沢村賞を強奪された!斎藤雅樹も納得「トルネード新人」驚異の奪三振

「沢村栄治賞」…通称「沢村賞」は金田正一氏、江夏豊氏など、球界の名だたるレジェンドに贈られた、完投型先発投手への特別賞だ。1988年まではセ・リーグからのみ選定されていたが、89年からは日本プロ野球全体を対象としている。

 89年に沢村賞に輝いた元巨人の斎藤雅樹氏が、メジャーでも活躍した上原浩治氏のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉に出演した際(5月13日付け投稿回)に自画自賛したのが「その(セ・パ両リーグ対象後の)1回目がオレだった。スゴイでしょう!」だった。

 しかしながら翌90年は、前年同様20勝を挙げ、勝率は8割と前年を上回る高い数字を残しながら、野茂英雄氏(近鉄)にさらわれている。

 パ・リーグ初受賞者だった野茂氏に対して「(奪)三振がめちゃめちゃ多かった。しょうがねえか…1年生だからな」と自身を納得させた様子の斎藤氏。

 90年は野茂氏にとってルーキーイヤーであり、「新人賞」とダブル受賞だった。

 ちなみに「新人賞」と「沢村賞」の同時受賞は村山実氏に始まり、堀本律雄氏、権藤博氏、堀内恒夫氏、野茂氏、そして上原氏の歴代6人。

 こと野茂氏にいたっては、現在のMLBと日本プロ野球の関係性を築いた架け橋的存在。さすがの「平成の大エース」斎藤氏も、納得せざるを得ないところか…。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身