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記事全文を読む→宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「芸能人の自死が一般人に影響します」
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自死が多くなりました。特に芸能界は闇が深いのでしょうか、連鎖のように自死してしまう方が増えている気がします。それがかえって一般人にも影響を与えているのでは。自死を伝えるニュースでは必ず最後に「いのちの電話」の連絡先がテロップで流れますが、政治ができること、他に方法はないのでしょうか。
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上島竜兵さんの件はとてもショックです。上島さんとはかつて大阪のバラエティー番組で一緒になることがありました。昔から大ファンだったので、共演できたことがめちゃくちゃ嬉しかったんです。自死の問題はホント、即座に解決への道を探すべきです。
そもそも「いのちの電話」に連絡を、とニュースの後に出すのは確かにあるべき姿とは思いつつ、古典的なやり方から進んでいないようにも見えます。
「アウトリーチ」って、ご存知でしょうか。専門家が行う訪問活動のことで、「手を伸ばす」という意味の英語から派生した言葉。福祉の分野では「訪問支援」を指します。あるいは、疾患や障害のために医療や福祉のサービスを必要とする地域で、当事者にサービスを届けること。
基本的には、受ける意思がある人たちにその機会を与える、というものですが、心の病で悩んでいる人にも、こちらから積極的に手を差し伸べていく仕組みを作ってほしいのです。
自発的に申し出られない人もいると思います。あえて言わせてもらうと、「自殺予備軍」の人たちに対するアウトリーチをもっと作ってほしい。
お寺の住職とタッグを組んではどうだろうか──僕はこれを提案します。宗教的な話ではなく、です。僧侶にとって救済はテーマだと感じますし、その例として、hasunoha(ハスノハ)というサイトが人気です。インターネット上でお坊さんに悩み相談ができる無料サイトで、恋愛、仕事や人間関係から死に関わるもの‥‥軽いものから重いものまで、様々な相談が寄せられています。
そのやりとりはネット上で読むこともできるため、いくら匿名とはいえ、恥ずかしい人もいるでしょう。追い詰められている人は書き込むことに躊躇もしますし、書き込むことに意味があるのか、と考える人もたくさんいます。
もちろん、電話や直接訪問による悩み相談もあるようですが、お坊さんからも働きかけてほしい。少し疲れたな、なんかもう生きているのが嫌だなと感じたら、住職と雑談をするだけでいい。教会で懺悔をして心の悩みを吐露するのもいい。僕もすごく悩んでモヤモヤしていた時に、近所のお寺に行って、庭掃除をお手伝いしました。そうしたら、スッキリしちゃって。
そんなことができないくらいに悩んでいる人は、家族がなんとか連れ出して、お寺や神社に行ってみる。どんどんアウトリーチしてほしいのです。
この話をかつて役人に提案したら、政治と宗教との兼ね合いが難しい、と言われたことがあります。そんなことを言っている場合ではないでしょう。たまにキリスト教の布教者が自宅を訪ねてくることがありますよね。お坊さんもそうして下さい。そしてそれを、役人がまとめて下さい。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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