スポーツ
Posted on 2022年06月07日 09:56

今村聖奈 騎乗センスは「藤田菜七子」を超える逸材!

2022年06月07日 09:56

 競馬の祭典・日本ダービーが終わり、6月11日【土】から新馬戦が函館競馬場で始まる。今年の夏競馬は未来のクラシック馬探しだけでなく、ハイペースで勝利数を伸ばす新人の今井聖奈騎手(18)にも、熱い視線が集まっているのだ。

 5月22日、ルーキーの今村聖奈騎手が3月5日のデビューから、わずか3カ月足らずで10勝目をあげ、JRA新人女性騎手の最多勝記録を22年ぶりに更新。これまでは96年の増沢(旧姓・牧原)由貴子元騎手、00年の西原玲奈元騎手の9勝が最多だった。

 JRAの女性騎手では現役4人目となる今村騎手のデビュー前、YouTube「カンテレ競馬」で、週刊アサヒ芸能コラムでもおなじみの細江純子氏は「みなさんが驚くくらい活躍すると思いますよ」と、予言していた。

「16年デビューの藤田菜七子ちゃんの活躍もあって、女性騎手の競馬環境がさまざまな点で改善、向上しました。特に19年から『女性見習騎手4キロ減(50勝以下)』になったことは大きいと思います。そして何よりも驚いたのが騎乗技術の高さです。昨年、模擬レースを見た時も、スタートセンスのよさ、冷静なレース運び、鞭の持ち替えなど、レベルが高いな~と思えたし、これまでの女性騎手のイメージさえも変えてしまうだろうなと、期待していました」

 スポーツ報知レース部の牧野博光デスクも、今村騎手の心技体の充実ぶりについて、こう話す。

「まず、しっかりとしたアスリート体形ですし、デビュー前から『女の子なの?と思われるぐらいカッコいい騎乗を見せられたら』と話していたぐらいの負けず嫌い。レースパターンの多彩さも目を引きますね。4キロ減のアドバンテージを生かした逃げ切りや追い込みだけでなく、好位からも中団からでも勝ち星をあげている点は見逃せません」

 5月14日は新潟4Rと5Rで初の1日2勝。4Rは好スタートも、先手を奪いにきた馬を行かせて向こう正面から先頭に立ち、最後はクビ差でしのいだ。5Rでは中団の内で折り合い、残り200メートルから外に持ち出して突き抜けた。藤田菜七子騎手のルーキーイヤー以上の騎乗センスが光る。

「5月21日の新潟では4キロ減が適用されないメインレース『八海山S』に57キロで騎乗しています。所属厩舎の馬で、同じエージェント(騎乗依頼仲介者)の岩田康騎手からの乗り替わりとはいえ、オーナーサイドからも評価されている証し。9番人気で5着でしたが、私も本命の印を打っていました」(前出・牧野氏)

 新人の中でも際立つ技術で2位の角田大和騎手に2勝差(5月22日終了時点)をつけている今村騎手。

「夏のローカル競馬で順調に勝ち星を重ねていけば、JRA賞最多勝利新人騎手賞(30勝以上が対象)のチャンスも十分にあると思いますよ」

 この細江氏の予言も的中するかもしれない。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク