スポーツ
Posted on 2014年04月03日 09:57

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「本格化したプリムラブルガリスが差す」

2014年04月03日 09:57

 今週は中山で「ダービー卿CT」が行われる。1600メートルのハンデ重賞だけに、今年も荒れそうだ。一方、阪神の「大阪杯」は、ダービー馬のキズナが登場。先週、重賞をW的中させた絶好調・片山は、3頭で勝負をかける。

 中山の芝のマイルでのハンデ戦。ダービー卿CTは、よく荒れることで知られる重賞である。過去10年(11年は阪神で開催)を振り返ってみれば明らかだ。馬単で7回も万馬券(馬連2回)になっている。1番人気で勝ったのは09年のタケミカヅチのみ。2番人気で勝った馬はいない。

 今回の顔ぶれを見てみると実績はともあれ、ここにきて急成長を見せている馬も少なくなく、力に大きな開きがあるとは思いがたい。しかもフルゲート(16頭)必至。一筋縄では収まるまい。周知のとおり中山のマイル戦は多頭数になればなるほど外枠が不利。何度も書いてきたことだが、スタートを切り、加速がつくところで急に折れる最初のコーナーがあるため、外枠の馬は接触されたり、はじかれたり、コースロスを強いられるからだ。

 が、データをひもとくと、意外にも内枠に入った馬の連対率も低い。ハンデ戦だけに、特に少しでもインでロスなくレースを進めたい心理が働いてか、内に切り込む騎手が多く、内枠の馬は蓋をされる格好になるからだろうか。それはともかく、最も連に絡みやすい枠は真ん中前後の偶数枠(後入り)であることは覚えておいて損はない。

 いずれにせよ、難解な重賞であることは間違いない。悩むが、やはり穴党としてはハンデの軽い馬に目がいってしまう。

 最も狙ってみたいのは、プリムラブルガリスだ。

 オープン入り後は【9】【12】【7】着。一見すると頭打ちの感もなくはないが、昇級緒戦は5カ月半のブランクがあってのもの。前々走の京都金杯は、冬場で馬体に余裕があり、まだ重め残りの状態だった。それと違って前走は見どころがあった。コパノリチャードが難なく逃げ切ったレースだったが、2着サンカルロとの差は、わずかコンマ2秒。メンバー中、最速の上がり脚を使ったことは、評価していいだろう。

 このことだけでも地力強化されていることは明らかで、状態も確実に良化している。実際、この中間の気配、動きは実にいい。1週前の追い切りは軽快そのもので、追われてからのしまいの反応は鋭かった。

「ひ弱さがすっかり消えて、使われるたびにたくましくなっている。ここにきて本格化してきた」

 厩舎スタッフは、こう言って目を細めるほど。身上の末脚に磨きがかかってきたとなれば期待できるというものだ。

 中山のマイルは総じてペースが速くなり、最後は瞬発力がモノを言う。この馬のよさを生かすには格好の舞台ではないか。ハンデは53キロ。背負わされても54キロまでだ。人気どころは恐らく56キロ以上は背負わされるだろう。斤量差があればチャンスは十分あっていい。ノーザンスパー(GIBCターフ、GIオークツリー招待S=米芝牡馬チャンピオン)ほか近親、一族に活躍馬がズラリといる良血。よほどの道悪にならないかぎり、大きく狙ってみたい。

 連下は手広く流したいが、中でも厚めに買いたいのは、エールブリーズだ。前走の東京新聞杯は3カ月ぶりの実戦。それでも好位につけ、見せ場を作っていた。7ハロン戦がベストだが、ここにきて力をつけてきた印象。今ならマイルの距離も問題ないはずだ。こちらも名種牡馬リファール(GIジャックルマロワ賞)、ノビリアリ(GIワシントンDC国際S)が一族にいる良血。枠順しだいでは、勝機があっていい。

 産経大阪杯は、ショウナンマイティをイチオシしたい。休み明けの前走を使われ、大幅な良化ぶりを見せている。コース、距離と走れる条件がそろった。

◆アサヒ芸能4/1発売(4/10号)より

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