社会

完全に裏目!「テッシー登場」でもドツボにハマる旧統一教会「次の策」

「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が9月22日午後、都内で3度目の会見を開き、新たに教会改革推進本部本部長にした勅使河原秀行氏が出席。勅使河原氏はかつて、新体操元日本代表の山崎浩子さんと合同結婚式を挙げた人物ということもあって、ネット上では「勅使河原」がトレンド入りする騒ぎとなった。情報番組関係者が言う。

「今回の会見でかつて『テッシー』と呼ばれた勅使河原氏を登場させたのは、教団がイメージを優先させたからでしょうね。勅使河原氏は冒頭で『今回の安倍元首相の銃撃事件以降、様々な報道を通じて世間を大変お騒がせしましたこと、ならびに日本国政府、そして国会議員の皆さまに大変なご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした』と謝罪しましたが、その後は言い訳に終始。高額献金に対する世間の批判にも、なにひとつ明確な答えを用意していませんでした。久しぶりに顔を出して話題になったのはいいのですが、むしろイメージを悪化させてしまった」

 事実、会見の映像を見た視聴者の間では「(京都大卒の経歴を持つ)こういう頭のいい人が宗教にハマちゃうんだろうな。1ミリも反省の姿勢を見せてなくて呆れた」などと、マイナスの反響を呼んでいるのだ。

「テッシーを出したことが、完全に裏目に出ましたね。バッシングのループを増幅させてドツボにハマッた教団は、次にどんな手を繰り出してくるのか…」(前出・情報番組関係者)

 勅使河原氏と山崎さんが合同結婚式に参加したのは、92年8月のこと。だが93年の入籍を前に、山崎さんは家族や牧師に説得されて電撃脱会し、「離婚」となった。騒動から30年も経ち矢面に立った勅使河原氏の姿に、山崎さんもやるせない気持ちなのではないか。

(ケン高田)

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