プロ野球界はオフになると、結婚のニュースが多々飛び込んでくるが、楽天の村林一輝もそのひとり。仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、大幅昇給となる3100万増の来季年俸5800万円を勝ち取ると、記者会見ではおよそ4年間の交際を経て、今年7月に2歳上の一般女性と入籍していたと明かしている。
本人の結婚報告により、情報が解禁されたのだろう。チームメイトの津留崎大成や田中和基らがそれぞれのSNSで、結婚式の様子を紹介。参列者は実に豪華な面々だった。
公開された写真を見てみると、西川遥輝、今宮健太、周東佑京ら他球団の現役勢のほか、球団史上初の生え抜き監督を務めた平石洋介、藤田一也、銀次、福山博之ら球団OBがズラリ。多くの友人に囲まれ、幸せそうに笑う村林の姿があった。
ここでふと気になったのは、良くも悪くもその振る舞いと去就が大きく取り沙汰される、楽天の中心選手2人はいないのか、ということ。すなわち、辰己涼介と田中将大だ。
辰己は先ごろ「ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に、全身を金色に塗る仰天コーデで登場。「NPB AWARDS 2024」ではちょんまげ姿など、コスプレ3連発で盛り上げた。チームメイトの結婚式ならば、ド派手なコスプレ衣装で出席してもなんら不思議ではないのだが…。もしかすると、トリッキーな言動と性格に何か原因があったのか、あるいは単なるスケジュールの問題だったりして。
一方の田中は、自由契約となって来季の「居場所」を求めている。
もちろん、全てのチームメイトが結婚式に招待されるわけではなかろうが、チームの「顔」たる者の不在は、不穏な憶測を呼んでしまう。
田中はそもそもチームメイトの結婚式に出席している場合ではないのかもしれない。先日行われた斎藤佑樹氏や坂本勇人、前田健太らが参加した「プロ野球88年会」にも姿を見せていない。あるいは、安楽智大のパワハラ騒動をきっかけに、チーム内での「人望問題」が取り沙汰された影響があるのかもしれない。
真相はわからず、こうしてあれこれ詮索されるのは、大きなお世話なのだろうが…。
(ケン高田)