芸能

香川照之や江口洋介の「ドラマ掛け持ち」は是か非か?

 吉高由里子主演のNHK朝ドラ「花子とアン」は、仲間由紀恵の存在感もあいまって、前々作の「あまちゃん」や前作の「ごちそうさん」を上回る視聴率を獲得している。

 これに比べ民放の春ドラマは、大作が並んだわりには15%超えも厳しいのが現状である。

 そんなドラマ氷河期のひとつの原因に、あまりにも俳優が掛け持ち出演していることが指摘されている。たとえば「低視聴率キング」の異名をとるオダギリジョーは、ゴールデン帯の主演こそないが、深夜枠の「リバースエッジ 大川端探偵社」(テレビ東京)で主演。さらに月9の「極悪がんぼ」(フジテレビ)に「アリスの棘」(TBS)と、同時期に3つも出演しているのだ。

 オダギリの場合は主演作以外の出演シーンは少ないが、香川照之の場合は「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)と「MOZU」(TBS)の両方で準主演であるため視聴者もいささかとまどってしまう。

 さらに江口洋介に至っては、大河ドラマの「軍師官兵衛」(NHK)で織田信長を演じ、直後の「ルーズヴェルト・ゲーム」で会社の専務を演じている。大河の放送終了からわずか15分後に、時代背景もキャラクターもまるで違う役を演じられては、感情移入も難しいはず。

 昨年、40%を超える視聴率を記録した「半沢直樹」の夢をもう一度とスタートした「ルーズヴェルト~」だが、10%台の前半に低迷しているのは、香川と江口の“既視感”と無縁ではないだろう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
照ノ富士ついに引退もすんなり伊勢ケ浜部屋の継承とはならない事情
2
甲斐拓也FA加入で巨人・岡本和真が「本格的に外野手転向」実は一石三鳥だった
3
中居正広が「最後のテレビ出演」でブチかましていた「セクハラ発言」
4
東京女子医大「堕ちた女帝」の末路!起訴後に待ち受ける東京拘置所「恥辱まみれの直腸指入れ検査」
5
大谷翔平よりはるかにすごいDH「南海ホークス・門田博光」40歳の恐るべきキャリアハイ