芸能
Posted on 2022年12月04日 17:59

これぞ大芝居!泉ピン子が夫の不貞で突然読み上げたものは…/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

2022年12月04日 17:59

 やっぱり、あの号泣会見は大ウソだったようだ。

 泉ピン子が人間ドックの担当医で4歳年下のT氏と、彼の両親の大反対を押し切り極秘入籍したのは、89年7月。当時、大分にあるT氏の実家を訪ねると、母親は「息子はあの女に奪われたんです。だから絶対に、うちの敷居はまたがせません!」と怒り心頭。あまりの激しい言葉に、両者の間の埋められない溝を感じたものだ。

 ところが結婚して6年目の95年9月、そんなT氏に元看護師の不貞相手と、生後2カ月になる隠し子がいたことが発覚。9月29日、ピン子が単独で記者会見に臨むことになった。

 この日は愛用のシャネルを封印。化粧っ気のない顔に腫れた瞼、地味なグレーのスーツ姿で登場したピン子は、憔悴しきって足元もおぼつかない様子だ。

「世の中でいちばん、夫に愛されていると思ってました。一度も疑ったことはありません。信じていました。私に子供ができればよかったんですが…でも、この愛を嘘だと思いたくないし、こういうことがあったからといって、彼を嫌いにはなれません」

 そう語ると、彼女の瞳からは大粒の涙があふれ、幾重にもなって頬を伝った。

 そして会見の後半、突然あたりを見渡し「読んでいいでしょうか」とピン子が読み始めたのが、夫からのバースデーカードだった。ドラマで言えば、クライマックス前の最も盛り上がる場面。涙ながらに手紙を読み上げるそのシーンに、なんとなく違和感を感じた。

 だがこのドラマ、以降はめくるめく展開もなく、結局は元のさやに納まるという形で最終回を迎えた。

 ところが、である。

 あの号泣会見から27年を経た今年、初の朗読劇「泉ピン子の『すぐに死ぬんだから』」に挑戦することになったピン子が8月2日に記者会見を開き、

「あれは、橋田(壽賀子)先生が書いたシナリオ。(本当は)離婚したかった」

 とカミングアウトしたのだから、もうビックリだ。

 会見でピン子は、橋田氏から「ご主人からもらったラブレターを会見に持っていって、大泣きしなさい。そしたら女性が同情するから」と言われたそうだが、

「それがバッシングでしょ。あたし怒ったわよ、橋田先生に」

 これが真相だったのだ。共演者の村田雄浩も目をパチクリさせるばかりだったが、

「イヤなことは忘れるのが一番。だから、前向きに生きられるのよ」

 と悪びれる様子もないピン子に、「女優魂」ならぬ「雑草魂」を見たのである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年06月13日 15:00

    夏といえばそうめんと冷やし中華だが、中華料理チェーン「熱烈中華食堂日高屋」は6月12日から、夏季限定の新メニューを売り出した。「冷し担担麺」(750円)である。社内試食の段階でも人気が高かったという、冷たくて辛い、まさにこれからの季節にピッ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年06月15日 20:30

    女性タレントや女優を褒める際に「等身大」「サバサバしている」などという表現がよく使われる。「自分を飾ることがなく、細かいことにこだわらない」ことが同性に愛される大きな要素ということなのだろうが、私にはこれらの言葉がポジティブなこととして捉え...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月18日 20:00

    タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者が6月14日、知人女性に対する不同意性交の疑いで千葉県警に逮捕されたが、芸能記者はこんなことを言うのだ。「ボビー容疑者は自身の知名度を悪用しいろいろやらかしているが、表に出ているのは氷山の一角。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク