スポーツ
Posted on 2023年01月09日 09:58

巨人の森友哉獲得失敗が「屈辱だけど正解だった」理由は「背番号10の仁義なき抗争」を回避できたから

2023年01月09日 09:58

 原巨人の、昨年オフのFA戦線は散々だった。特に打てる捕手獲得を最優先事項としていただけに、西武の森友哉を日本一球団のオリックスにさらわれたのは大きな痛手だ。

 森獲得に際し、巨人はオリックスの推定4年18億円を上回る条件を提示したという。スポーツ紙デスクは、次のように内部事情を明かす。

「最低で年俸5億円の4年契約を提示したといわれていますが、総額30億円規模だったようです。しかも、西武時代に付けていた背番号10に加え、巨人ではタブーとされている金髪や長髪も容認する方向だったようです」

 球界の盟主と呼ばれた巨人にとっては、屈辱的な「土下座外交」のような交渉だったが、獲得が実現していれば、チーム内に大きな抗争が起きる可能性があった。

 現在、巨人の背番号10は中田翔。森が10となれば昨季、復活の足がかりをつかみ、今季も岡本和真と4番争いをする中田から剥奪することになるからだ。

 しかも中田は日本ハムからの入団の経緯もあり、それまでの金髪は許されず、ヒゲも認められなかった。ところが、森には全て容認されることになれば、面白くないのは当然だ。

 巨人に移籍して以降、中田は猫をかぶっているのか、問題は起こしていない。だが本来は、日本ハムで後輩への暴力事件を引き起こすようなパワハラ体質がある。森と待遇面で差をつけられた上、背番号まで剥奪されては、黙っているわけがない。

 一方、森は元ヤンキーで、やんちゃな性格といわれている。パワハラを受けようものなら、応戦することは間違いない。中田と森の両者を知るスポーツ紙遊軍記者は、

「あの2人ならうまくいくか、徹底的に反発するかのどちらか。チームが空中分解する火種になりかねなかった」

 巨人は森獲得に失敗したが、原監督は内紛を未然に防ぐことができた、と自分に言い聞かせるしかないだろう。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月04日 07:15

    中国人民解放軍が公開した一本の「反戦アニメ」に、日本から「ジブリの丸パクリではないか」との批判が集中している。人民解放軍の英語版公式Xは「中国は日本当局に軍国主義との決別を促す」との投稿に2分5秒の短編アニメ「平和の仮面」を添付した。画面に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク