スポーツ
Posted on 2023年01月25日 05:59

オリックス投手コーチ・入来祐作「無職時代」を救ったのは桑田真澄の「至言」だった

2023年01月25日 05:59

 昨シーズン、オリックスのリーグ連覇と日本一に貢献した入来祐作投手コーチは、周知のように元巨人の右腕だ。

 96年ドラフト1位で巨人入り。01年には自身キャリアハイの13勝で最多勝争いをしたが、14勝を挙げたヤクルト・藤井秀悟にタイトルは奪われた。しかし、最高勝率(当時連盟表彰ナシ)は獲得している。

 巨人で活躍した後は、日本ハム、MLBを挟んで、08年を最後に横浜で引退。その後、横浜で打撃投手兼チームサポーターや用具係を担当したことはよく知られた話だが、巨人時代の先輩投手・桑田真澄氏(現巨人ファーム総監督)のある「ひと言」が心の支えとなったという。

 1月20日、入来氏がYouTubeチャンネル〈野球いっかん!〉に出演し、その桑田氏の言葉を明かした。入来氏はまず、

「(横浜の)編成部長に言われたのが、『入来くん、絶対にキレないでね』って。ちょっと荒っぽいイメージを持たれているんだな、と思った」

 と語り、その時に思い出したのが桑田氏の言葉だったいう。横浜を退団することになった入来氏は、桑田氏に電話をかけた。

「桑田さん、クビになりました。ボクどうしたらいいんだろうか」

 その1週間後に今度は桑田氏から電話があり、大分県で行われる桑田氏の野球教室に誘われたという。そして、羽田空港に戻った際に忘れられない言葉をかけてもらったのだった。

「祐作、これで1カ月メシ食えるかって、お小遣いもらったんですよ。その時に、ボクにひと言だけ、『謙虚でいなさいよ。これからは謙虚でいるんだぞ』って。桑田さんはボクのそれまでの野球人生を遠くで見ていて、お前に必要なことはこれだ、ってことを僕に短い言葉でおっしゃった」

 以来、打撃投手や用具係になったときも、その言葉を肝に銘じて生きてきたという入来氏。当然、オリックスにいても「謙虚さ」は失わなかったはずだ。リーグ連覇、そして日本一は、桑田氏への最高の恩返しとなったことだろう。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月25日 06:45

    世界最大の動画プラットフォーム「YouTube」が、摂食障害および過食に関するコミュニティーガイドラインと広告ポリシーを大幅に改定した。過度な食べ物のため込みや、極端なカロリー制限、減量の繰り返しなど、視聴者がマネをする危険性がある「大食い...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月25日 11:00

    9月18日から20日までの「国内映画ランキング」(興行通信社調べ)が9月24日に発表された。9月18日に公開されている織田裕二主演の「踊る大捜査線N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!」は、約14年ぶりのシリーズ最新作。初登場で2位にランク...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月26日 11:15

    南北対決のスタンドに、まさかの「金正恩」が現れた。愛知・名古屋アジア大会の女子サッカー、韓国×北朝鮮戦が行われた静岡県袋井市のエコパスタジアム。独特の刈り上げ頭に人民服姿で観客席に登場したのは、北朝鮮・金正恩総書記のそっくりさんとして知られ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク