政治
Posted on 2023年03月21日 05:59

高市早苗に「罷免」情報まで浮上した総務省文書「捏造か否か」の劇的展開

2023年03月21日 05:59

 放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書をめぐり、高市早苗経済安全保障担当相が「捏造」との主張を繰り返していることについて、政府・与党内から発言の撤回・謝罪を求める声が出ている。高市氏が拒否すれば「罷免」の可能性も取りざたされているのだ。問題を提起した立憲民主党が、高市氏に対して「捏造」発言の撤回と謝罪を求めているためである。

 高市氏と親しいジャーナリストの有本香氏は自身のツイートに、次のように書き込んだ。

「岸田総理から直接ではなく、側近(木原氏ではない)から高市大臣に『謝罪・撤回しないと予算審議を止めると立憲が言っている(お願い…)』と連絡があったことは事実です。これを高市さんは『撤回も謝罪もしない』と突っぱねた。ここで『罷免云々』という話が昨日広がりました。総理の真意とは別に」

 ここでの「側近」とは木原誠二官房副長官ではなく、松野博一官房長官と磯崎久彦官房副長官を指す。

 この磯崎氏は、文書の中で「俺の顔をつぶすようなことになれば、たたじゃ済まないぞ。首が飛ぶぞ」と総務省幹部を脅かした礒崎陽輔・元首相補佐官ではない。参院担当の官房副長官として、参院自民党との連絡役を務める人物だ。

 参院自民党を仕切るのは、世耕弘成参院幹事長。高市氏と世耕氏は奈良県内の同じ小学校に通ったことがあり、安倍晋三元首相に近かったものの、「ポスト岸田」を目指すライバルでもある。世耕氏としては自身の力を示すためにも、自然成立の前に来年度予算成立を図りたい。高市氏の頑なな態度は、そのための「障害」とみているようだ。

 ただ、高市氏はいったん国会審議で「捏造」と断じ、議員辞職も辞さない構えを示しただけに、簡単に「撤回・謝罪」に応じるわけにいかない。文書は「ありもしないことをあったかのように作られている」との主張を繰り返してきたのだ。

 しかも、4月9日投開票の奈良県知事選では県連会長として、自身の総務相秘書官だった人物を担ぎ出していることもあり、高市氏としては選挙戦に悪影響を及ぼすようなことはしたくない。

 岸田文雄首相がインドを訪問している間に、高市氏と世耕氏の「暗闘」が展開されそうだ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク