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記事全文を読む→「たけし金言集」発売中の自著に殿から本気のツッコミが…(1)
当コラムをまとめ、加筆修正を加えた、わたくしの初の書籍「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」が発売になり、2カ月が経ちました。
お陰様で、発売前から大重版が決まり、わたくしが夢にまで見た、憧れの印税生活への第一歩を踏み出した今日この頃、“大重版した”といった噂を聞きつけた殿は、最新北野映画撮影現場にて、付き人のシェパード太郎に、
「北郷の俺の本、売れてんだって? あの野郎うまいことやりやがったな。ちきしょう!」
と、漏らしたそうです。
そこで今回は、こういった発言も含めまして、「金言集」発売後に聞いた、殿の“最新金言の数々”を紹介させてください。
まず、金言集が発売になる少し前、殿から、“あくまで冗談だから”といった感じで、
「お前の本、よく考えたら俺のことをあれこれ書いてんだから、俺にもいくらか印税入るんだろ?」
といった発言を、何度かお聞きしました。
が、やがて、これが冗談でない発言へと変化していったのです。
金言集がたちまち大重版されたといった噂を聞きつけた殿は、先の「うまいことやりやがったな!」発言の2日後、やはり北野映画撮影現場にて、
「あの野郎、単純に計算してもかなり儲かってるな。今度、本当にあいつに印税持ってくるように言わなきゃダメだな」
と、付き人に漏らしたといいます。
誤解しないでいただきたいのですが、なにも殿が“銭ゲバ的な人間である”と言いたいわけではありません。
殿が、「大重版」と聞き、本当に売れているのなら、“あれだけ俺のことを書いているのだから、少しくらいは印税を持ってきてもいいんじゃねーのか”と思っていらっしゃるのには、しっかりとした理由があるのです。
説明します。
殿は、今日まで恐ろしい数の本を出版されてきた方です。
いつ何時、どんなに小さな本屋に入ろうとも、間違いなく、何かしらのビートたけし本は、必ずどこの本屋にも置いてあります。
これ、凄いことです。
で、今まで出版された本の中には、100万部を超えた大ベストセラーがあり、他にも、100万部とまではいかなくとも、はっきりと、部数の多いべストセラー本を、何冊も世に出されてきた方です。
そんな殿が、「北郷の本は売れてるらしい」、はたまた「大重版がかかった」などとお聞きになれば、それはもう軽く10万部ぐらいはさばけているものと、きっと勘違いされているのでしょう。
ですから、わたくしの「殿、お陰様で本が売れております」といった“売れている”と、殿がおっしゃる、「あいつの本、売れてるんだって?」の“売れてる”の間には、かなりの感覚的なズレがあり、もうこの感覚のズレは、英雄・ビートたけしと、庶民であるわたくしとの“ズレ”であって、とにかく殿は“北郷の本は軽く10万部は売れてる、ならば少しはこちらに印税を持ってきても不思議じゃないな”といった解釈をされたでしょう。
殿の中で本が売れるということは“最低でも10万部くらい”といったことなのです。
まーわざわざ書く必要もございませんが、「たけし金言集」、売れてはおりますが、まだまだ10万部には届いておりません。
「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」絶賛発売中!
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