スポーツ
Posted on 2023年04月12日 17:58

驚異のチーム防御率「0.99」のヤクルト「1点取れば負けなし」というあり得ない強さ

2023年04月12日 17:58

 ヤクルトスワローズが異次元の快進撃を続けている。

 高津臣吾監督の「通算200勝」に王手がかかった4月11日のDeNA戦も、試合開始早々の1回裏に「村神様」の2ランなどで3点を先制。ヤクルトはその後も得点を重ね、4連勝中のDeNAを6対3で下した。セ・リーグ2位の阪神に1.5ゲーム差をつけて、ガッチリと首位をキープしたのである。中でも球界関係者を驚かせているのが、その「チーム防御率」だ。

 チーム防御率とは「1試合(9イニング)あたりの平均失点」のことだが、ヤクルトの場合、4月11日の試合終了時点のチーム防御率は実に「0.99」。前日までのチーム防御率に至っては、0.99を上回る「0.77」をマークしていたのだ。

 この数字がいかに驚異的なものであるかは、他チーム(セ・リーグ)の防御率を見れば一目瞭然だ。4月11日の試合終了時点での各チームの防御率は、2位の阪神が2.85、3位の広島が2.19、4位のDeNAが3.57、5位の巨人は2.65、そして最下位の中日が3.27と、首位のヤクルトから大きく引き離されているのだ。全国紙プロ野球担当記者も舌を巻く。

「チーム防御率が1.00を下回っているということは『9イニングで1点だけ取れば負けなし』ということになります。しかもヤクルトの場合、4月11日の試合終了時点におけるリリーフ陣の平均防御率も0.23と、これまたズバ抜けている。まさに『あり得ない数字』と『あり得ない強さ』であり、このままの調子が続くようであれば、7月に行われるオールスター前には間違いなく、ブッチギリで首位を独走していることでしょう」

 高津ヤクルトは今、「常勝軍団」の地位を確実に固めつつある。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク