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記事全文を読む→ヤクルト1軍・2軍・交流戦「全最下位」で高津臣吾監督「休養」崖っぷち!立て直し役は嶋コーチかラミレスか…
セ・パ交流戦を5勝12敗1分の最下位で終えたヤクルトスワローズは今季、ここまでの借金が24に達し、首位阪神とは16ゲーム差、5位中日にも9.5ゲーム差をつけられる体たらく。チーム打率2割2分3厘はリーグ5位、防御率3.74は最下位で、リアルな数字が現実を物語っている。
優勝を目指した補強は実を結ばず。ドラフト1位・中村優斗(愛知工業大)、現役ドラフトで広島から獲得した矢崎拓也ら新戦力に加え、メジャー経験豊富なピーター・ランバート、マイク・バウマン、ペドロ・アビラの3投手を迎えたはずが、打線の不調に引き摺られたのか、期待通りの働きはまるで見られない。
だが、問題は打線にこそある。主砲の村上宗隆は右肘クリーニング手術後、キャンプで右脇腹を痛めたが、4月17日に1軍復帰した直後に再離脱。塩見泰隆は左膝前十字靱帯手術で、今季中の復帰さえ危ぶまれる。山田哲人はオープン戦中の左手指負傷で出遅れ、コンディション不良が続いているのか、一向に調子は上がらない。チームの「顔」と呼ばれる主力3選手が揃って役に立たないのだから、戦力ダウンは当然である。
6月に入り、ファンの間からは気炎ではなく「監督交代」を望む声が上がる。2020年に前任の小川淳司監督からバトンを受けた高津臣吾監督は、初年度こそ最下位に沈んだものの、2021年と2022年にリーグ連覇を達成。しかし2023年以降はBクラス続きで、重責に疲れが見えている。後ろ盾だった球団会長・衣笠剛氏の死去が追い打ちをかけ、現状を打開できなければ、指揮官交代へと突き進む気配は強まっていく。
2軍の成績も悲惨を極める。17勝44敗1分で借金27は、1軍以上の泥沼状態だ。フロントは厳しい現実と向き合わねばならない。
池山隆寛2軍監督は2019年10月に就任し、今季で6年目を迎えた。若手育成の手腕が買われた就任時の期待は、今や成績不振によって打ち砕かれつつある。首位・中日の2軍が貯金18で、ヤクルト2軍は大きく水をあけられた。
こうした現状を受けて、内部昇格よりも実績のある外部招聘の人材で新たな風を吹き込んでほしい、との声が多く聞かれるようになった。
新たな指揮官候補として名前が挙がるのは、内部昇格組の嶋基宏ヘッドコーチのほか、DeNA時代にチームをCS進出へと導いたOBのアレックス・ラミレス氏など、外部招聘案も浮上する。
現時点でヤクルトが抱える借金51(1・2軍合計)は、ファンの失望感を象徴する数字だ。ヤクルト本社で開催された6月25日の株主総会では、株主から「さすがに1軍2軍、交流戦、全て最下位というのは目に余る」と苦言が呈された。
苦境に立たされるチームがリーグ戦に戻り、どんな試合運びをを見せるのか。場合によっては高津監督の「休養」も、十分に考えられるだろう。
(ケン高田)
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