スポーツ

日本ハム・新庄剛志監督が「語録封印」を解いたのは「最下位ぶっちぎり」「観客激減」負のスパイラルから抜け出すため

 日本ハムの新庄剛志監督が、4月20日のロッテ戦前に「先手」を打ってきた。

 今年は「優勝以外、目指さない」と宣言してマジモードに入ったこともあり、昨年までのように、試合前練習中の雑談タイムを封印。それがこの日ばかりは応じると、北海道の自宅がファンにバレてしまい、観光地化していると告白したのだ。庭に気分転換できるようサウナを作ったまではよかったが、

「塀がちょっと低くて車が1、2、3台見える。それが6周くらいする。サウナに入れない」

 と嘆いたのだった。

 現役を過ごした阪神時代のエピソードも出た。甲子園球場から兵庫県芦屋市内の自宅まで25分で行けるところを、わざわざ神戸・三宮を経由するなどして、追っかけをまく。結局、1時間10分もかけて帰宅していたという。スポーツ紙デスクはこの「変化」について、

「開幕から最下位ぶっちぎりで、新球場のエスコンフィールド北海道には早くも観客が入らなくなりつつあります。話題が枯渇しては注目もされず悪循環に陥るので、身を削って話題を変えてきた」

 球団関係者はさらに、こんな理由も口にした。

「選手より目立たないと言いながらも、フラストレーションが溜まり、たまにはガス抜きしたいのでしょう」

 やはり「新庄語録」は必要なのである。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
横浜F・マリノス「J2降格まっしぐら」の元凶は「実績ゼロの無能監督」を送り込む「大株主CFG」
2
宮城野親方(元白鵬)が「電撃退職」する意外な理由/五月場所を10倍楽しむ「大相撲覆面座談会」(2)
3
岡本和真が左肘リハビリ中の「捕手を座らせて投球練習」で口走った「俺はホンダゴロウや」
4
【ソフトバンク】小林誠司トレード獲得VS嶺井博希の打撃爆発…どうなる「甲斐拓也の穴」補強
5
前田健太「カブス移籍」で現実のものとなる上原浩治の論評「まさに別格のボール」