スポーツ

日本ハム・新庄剛志監督が「語録封印」を解いたのは「最下位ぶっちぎり」「観客激減」負のスパイラルから抜け出すため

 日本ハムの新庄剛志監督が、4月20日のロッテ戦前に「先手」を打ってきた。

 今年は「優勝以外、目指さない」と宣言してマジモードに入ったこともあり、昨年までのように、試合前練習中の雑談タイムを封印。それがこの日ばかりは応じると、北海道の自宅がファンにバレてしまい、観光地化していると告白したのだ。庭に気分転換できるようサウナを作ったまではよかったが、

「塀がちょっと低くて車が1、2、3台見える。それが6周くらいする。サウナに入れない」

 と嘆いたのだった。

 現役を過ごした阪神時代のエピソードも出た。甲子園球場から兵庫県芦屋市内の自宅まで25分で行けるところを、わざわざ神戸・三宮を経由するなどして、追っかけをまく。結局、1時間10分もかけて帰宅していたという。スポーツ紙デスクはこの「変化」について、

「開幕から最下位ぶっちぎりで、新球場のエスコンフィールド北海道には早くも観客が入らなくなりつつあります。話題が枯渇しては注目もされず悪循環に陥るので、身を削って話題を変えてきた」

 球団関係者はさらに、こんな理由も口にした。

「選手より目立たないと言いながらも、フラストレーションが溜まり、たまにはガス抜きしたいのでしょう」

 やはり「新庄語録」は必要なのである。

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